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本居宣長の旧宅 元の地へ検討

01月03日 12時28分

本居宣長の旧宅 元の地へ検討

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三重県松阪市出身で、江戸時代の国学者として知られる本居宣長の旧宅を明治時代に移築された現在の松坂城跡から本来の場所に移すことを松阪市が検討しています。
松阪市は、ことし5月までに中心市街地のまちづくりを見直す計画の策定を進めています。
これに合わせて市役所の庁舎を集約することや歴史や文化に関する施設の移築を進めることなどを検討しています。
このうち、江戸時代の国学者、本居宣長が暮らしていた松阪市内の旧宅は明治時代に現在の松坂城跡へ移築されましたが、松阪市が示した計画の素案では本来の場所に再び移されることになりました。
国の特別史跡にも指定されている旧宅は宣長が12歳から72歳で亡くなるまで暮らしていたとされ、ふだんは1階部分の仏間などが公開されています。このほか、宣長の資料を保管している記念館も移転する方針が示されました。
竹上真人市長は「文化的に貴重な資料を次の世代まで残し、管理していけるよう地元の理解を得ながら計画を進めていきたい」とコメントしています。

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