江戸時代から食べられはじめ、現代ではお正月に食べるものというイメージのお餅。
よく「お餅は太る」といわれていますが、本当にそうなのでしょうか。実は、気になるお餅のカロリーはそれほどなく、それどころかダイエットに適している食べ物なのです。
そこで、お餅が太らない理由と、お餅を活用したダイエット法などをご紹介します。
お餅の効能
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お餅には、炭水化物や脂質、たんぱく質のほかに、疲労回復に有効なビタミンB1や高血圧を予防してくれるカリウムなどが含まれています。
少し食べるだけで、これらのエネルギーを摂取することができるのは魅力的です。
また、お餅は体温を上昇させる働きも強いので、とくに寒い時期に食べるのはとても有効です。
実はお餅のカロリーは高くない
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東日本は角餅、西日本は丸餅が多く食べられているように、餅の形や大きさが地域によって違います。
大きさにもよりますが、市販されている切り餅2個分でも、ごはん1膳よりカロリーが少ないそうです。
お餅が太るというイメージが強いのは、お餅をついつい食べ過ぎてしまうことが原因なのです。
お餅を一緒に食べるものを意識する
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お餅は、あんこやきなこなどの甘いものとからめて食べたりすることが多いと思います。
甘いあんこやきなこは、決してカロリーは低くありませんので、食べすぎに注意が必要となのです。
食べるお餅の個数はもちろん大切ですが、お餅に組み合わせるもののカロリーを意識する必要があります。
お餅を活用したダイエット
普通、餅を食べるときは、そのままの形で食べるのがほとんどだと思います。これからご紹介するお餅の食べ方は、餅をすりおろして調理することです。
焼く前の固い餅を、そのままおろし金ですりおろしてください。それを通常の料理に加えるだけで口当たりがまろやかになって、少量の食事でも腹持ちが良く、満腹感を得ることが出来ます。
また、チーズを料理に使用するような場合は、代用として粉末にした餅を使用してみましょう。チーズの腹持ちはそんなに良くないので、満足感が格段に違います。
お餅の腹持ちがよいので間食防止になる
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お餅が腹持ちがよい理由は、その材料にあります。お餅はもち米からできていて、もち米は、ご飯のうるち米に比べて粘り気が強いので、腹持ちが良くなるのです。
いくら低カロリーな食事をしても、腹持ちが良くなければ、時間が経ったときの空腹感に負けて余分な食事を摂ってしまう可能性があります。
痩せるために低カロリーな食事を意識することは大切なのですが、腹持ちの良さも意識することで、ダイエットの成功率を上げることが出来るのです。