2017年1月4日|Author : トコナッツ
全国500名の新成人にきく!「2017年 新成人に関する調査」
Tag : 成人式,新成人,2017年,成人の日,1月9日,20歳
今年、成人式を迎える全国の500人を対象に「2017年 新成人に関する調査」を実施しました。この調査は2008年から開始し、今回で10年目です!今年の新成人は、どのような趣味・嗜好、考え方の特長があるのでしょうか。また、SNSやデジタル機器の利用実態、情報感度などについてもリサーチしました。
TOPICS
- 「日本の未来は明るい」33%、2014年をピークに減少。
- 東日本大震災後、顕著に低下し続ける政治経済への関心、6年連続で減少トレンド。
- スマホ所有率、「iPhone」が「Android」を大きく引き離し、その差は22%に。
- SNS利用率、1位「LINE」93%、2位「Twitter」78%で、いずれもこの5年で最高。「Instagram」が「Facebook」を追い抜き36%で3位に上昇
- ニュースや話題を得る手段、「テレビ」が90%で最も多く、信頼度もトップ。「個人投稿のSNS」は手段としては2位につけるも、利用者の信頼度はワースト2
- 2017年新成人の何でもYES or NO!
- 活躍を期待する新成人ランキング 1位は体操「白井健三」、2位はスキージャンプ「高梨沙羅」。トップ2はいずれもオリンピック選手がランクインし、3位を大きく引き離す
「日本の未来は明るい」33%、2014年をピークに減少。
日本の未来についてたずねると、「明るいと思う(明るいと思う+どちらかといえば、明るいと思う)」は33%、「暗いと思う(やや暗いと思う+暗いと思う)」は67%でした。日本の未来を明るいと思う新成人は、2014年をピークに年々減少しています。
「日本の未来」について
東日本大震災後、顕著に低下し続ける政治経済への関心、6年連続で減少トレンド。
「政治」「選挙」「経済」「外交」に対する、新成人の関心度合いをたずねました。「政治」「選挙」「経済」は、2011年3月に発生した東日本大震災後の調査となる2012年から、年々低下し続けていることがわかります。
政治、選挙、経済、外交への関心度
スマホ所有率、「iPhone」が「Android」を大きく引き離し、その差は22%に。
所有するデジタル端末の所有率は、昨年まで減少が続いた「ノートパソコン」がわずかに持ち直し70%でした。またスマートフォンでは、昨年“Android”を上回った“iPhone”の所有率が59%となり、その差は22%と大きく引き離しました。“iPhone”の所有率は4年で2倍以上に増加しています。
新成人の「デジタル端末所有率」
SNS利用率、1位「LINE」93%、2位「Twitter」78%で、いずれもこの5年で最高。「Instagram」が「Facebook」を追い抜き36%で3位に上昇。
SNSの利用率は、「LINE」が93%、Twitterが78%で、いずれもこの5年で最高となりました。また、昨年から選択肢に追加した「Instagram」は、今年「Facebook」を追い抜き36%となりました。
新成人の「SNS利用率」
ニュースや話題を得る手段、「テレビ」が90%で最も多く、信頼度もトップ。「個人投稿のSNS」は手段としては2位につけるも、利用者の信頼度はワースト2
ニュースや話題を得る手段として最も多かったものは「テレビ」90%、次いで、「SNS(個人による投稿)」59%、「ニュースサイト・ニュースアプリ」54%でした。また、信頼している情報は、同じく「テレビ」が最も高く56%、そして「実際に会って聞いた話」28%、「ニュースサイト・ニュースアプリ」23%と続きます。
また「SNS(個人による投稿)」でニュースや話題を得る人は59%と2位につけるも、“利用者の信頼度”は、ワースト2でした。また、「ブログ(個人による投稿)」や「ダイレクトメールやちらし」は、信頼度が低いことを認識してか、ニュースや話題を得る手段としてはあまり活用されていないようです。
情報を得るものと信頼度
2017年新成人の何でもYES or NO!
聴取した項目一覧
- 何事も、堅実な方法が一番
- マナーや一般常識は大切にしたい
- 異性の友達がたくさんいる
- 人と競争することは苦手だ
- 共働きが理想だ
- 貯蓄は重要だ
- 環境に配慮した消費をしている
- デート代は自分が多く出したい
- 出世より、プライベートを優先したい
- 家事は分担が理想だ
- 奢られることは好きではない
- 告白は自分からしたい
- LGBTに理解がある
- 就職するなら大手の企業がいい
- 家事や育児に専念したい
2017年成人の何でもYES or NO!
活躍を期待する新成人ランキング 1位は体操「白井健三」、2位はスキージャンプ「高梨沙羅」、トップ2はいずれもオリンピック選手がランクインし、3位を大きく引き離す。
2017年1月に成人式を迎える同い年の新成人のうち、今後の活躍を期待・応援している人を選んでもらいました。1位は体操「白井健三」選手で、2位はスキージャンプ「高梨沙羅」選手で、トップ2はいずれもオリンピック選手がランクイン、3位と大きく票数を離しました。
“今後の活躍に期待する新成人”ランキング
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掲載したもの以外にも、さまざまな設問・調査結果がございます。
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その他の項目
- 将来の夢があるか
- 就職に不安を感じるか など
調査概要
- 調査主体
- マクロミル
- 調査方法
- インターネットリサーチ
- 調査地域
- 全国
- 調査対象
- 2017年成人式の参加対象となる平成7~8年生まれの男女(マクロミルモニタ会員)
- 割付方法
- 男性250サンプル、女性250サンプル/合計500サンプル
- 調査期間
- 2016年12月13日(火)~14日(水)
※本文の数値は、四捨五入した整数で表記。また百分率表示は、四捨五入の丸め計算を行っており、合計が100%とならない場合がある。