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韓経:大宇造船、世界最大の海洋ボーリング設備引き渡し…4600億ウォン確保で流動性改善
2017年01月05日10時14分[ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版]
大宇造船海洋が世界最大規模の海洋ボーリング設備(ジャッキアップ・リグ)を引き渡して4600億ウォン(約450億円)を受け、流動性がやや改善した。
大宇造船は2013年にデンマークのマースクの子会社マースク・ドリリングから受注した大型ジャッキアップ・リグ1基を4日に引き渡したと発表した。ジャッキアップ・リグとは大陸棚の油田開発に投入されるボーリング設備で、鉄製の脚を海に下ろして船体を固定させた後、原油やガスを採取する高価な設備。
大宇造船が引き渡したジャッキアップ・リグは長さ90.5メートル、幅105メートルで世界最大規模であり、水深150メートルの海域で海底12キロまでボーリングできる最先端の大型設備だ。引き渡し後、ノルウェー海域のヴァルハルフィールドに投入されてボーリング作業をする予定だ。世界最大コンテナ船企業マースクはこれまで大宇造船に計55隻・約90億ドル規模の商船と海洋プラントを発注し、11隻の1万9630TEU(1TEU=6メートルのコンテナ1本)超大型コンテナ船が玉浦(オクポ)造船所で建造中だ。
このジャッキアップ・リグは契約金額だけで6000億ウォンにのぼる大型プロジェクトだった。今回の引き渡し完了で大宇造船が受けた代金は4600億ウォン。
大宇造船は昨年末、産業銀行と輸出入銀行から2兆8000億ウォンの資本拡充を受けたが、深刻な流動性不足のためこれまで残りの債権団支援金7000億ウォンを活用し、資金ミスマッチング(需給不一致)を解消してきた。
大宇造船は2013年にデンマークのマースクの子会社マースク・ドリリングから受注した大型ジャッキアップ・リグ1基を4日に引き渡したと発表した。ジャッキアップ・リグとは大陸棚の油田開発に投入されるボーリング設備で、鉄製の脚を海に下ろして船体を固定させた後、原油やガスを採取する高価な設備。
大宇造船が引き渡したジャッキアップ・リグは長さ90.5メートル、幅105メートルで世界最大規模であり、水深150メートルの海域で海底12キロまでボーリングできる最先端の大型設備だ。引き渡し後、ノルウェー海域のヴァルハルフィールドに投入されてボーリング作業をする予定だ。世界最大コンテナ船企業マースクはこれまで大宇造船に計55隻・約90億ドル規模の商船と海洋プラントを発注し、11隻の1万9630TEU(1TEU=6メートルのコンテナ1本)超大型コンテナ船が玉浦(オクポ)造船所で建造中だ。
このジャッキアップ・リグは契約金額だけで6000億ウォンにのぼる大型プロジェクトだった。今回の引き渡し完了で大宇造船が受けた代金は4600億ウォン。
大宇造船は昨年末、産業銀行と輸出入銀行から2兆8000億ウォンの資本拡充を受けたが、深刻な流動性不足のためこれまで残りの債権団支援金7000億ウォンを活用し、資金ミスマッチング(需給不一致)を解消してきた。