交通標識の一部に英語併記へ 警察庁
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東京オリンピック・パラリンピックの開催を控え、警察庁は日本を訪れた外国人ドライバーの交通事故を防ぐ対策として、一部の交通標識に英語を併記することを決めました。
警察庁は、日本を訪れた外国人が交通標識の意味を理解せずに車などを運転した結果、重大な事故が起きるおそれがあるなどとして、ことし7月以降、一部の標識に英語を併記することを決めました。対象となる標識は「一時停止」と「徐行」で、「一時停止」は「止まれ」の下に「STOP」、「徐行」は「SLOW」と併記するということです。
警察庁によりますと、国際運転免許証などを持つ外国人ドライバーが国内で起こした交通事故はここ数年、増加していて、警察庁が去年、外国人ドライバーを対象に行ったアンケートでは「一時停止」はおよそ2割、「徐行」は3割近くの人が標識の意味を理解していなかったということです。
一時停止の標識はおよそ170万か所、徐行の標識はおよそ1000か所に設置されているということで、警察庁は「日本の交通標識はわかりにくいという外国人からの指摘もある。東京オリンピック・パラリンピックの開催を前に、交通事故を防ぐ対策として、できるだけ速やかに英語を併記した標識の設置を進めたい」と話しています。
警察庁によりますと、国際運転免許証などを持つ外国人ドライバーが国内で起こした交通事故はここ数年、増加していて、警察庁が去年、外国人ドライバーを対象に行ったアンケートでは「一時停止」はおよそ2割、「徐行」は3割近くの人が標識の意味を理解していなかったということです。
一時停止の標識はおよそ170万か所、徐行の標識はおよそ1000か所に設置されているということで、警察庁は「日本の交通標識はわかりにくいという外国人からの指摘もある。東京オリンピック・パラリンピックの開催を前に、交通事故を防ぐ対策として、できるだけ速やかに英語を併記した標識の設置を進めたい」と話しています。