1月4日ごろ、ミュージシャンで俳優の星野源さんが「せっくすなう」とつぶやいた過去のツイートが多数リツイートされ、ネットが騒然となる事態が発生しました。一体どういうことなの!?
Twitterの反応を見ると、TBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で“プロの独身”津崎平匡を演じた星野さんしか知らない人は大きなショックを受けたようですが、オールナイトニッポンなどで星野さんの下ネタに慣れている人からは(関連記事)、「星野源は元々変態」「星野源ならなんら不思議ではない」といった「分かってる」声もあがっていました。投稿日が2011年4月1日となっていることから、エイプリルフールネタではないかと推測する声もありましたが、その実態はなんなのでしょうか。
この騒動について、「せっくすなう」のツイートがされていた星野さんのTwitter公式アカウント(@gen_senden)は1月5日夕方ごろに事情を説明するツイートを投下。
それによると、同アカウントはもともと「ばかくん」というキャラクターがむちゃくちゃな言葉とともに星野さんの情報を勝手にツイートするという形で2010年に始まったもので、当時の宣伝スタッフが書き込みを行っていたとのこと。その後、現状のスタイルに移行し、2015年にはアカウント名も現行のものに変えたとのことです。
かつて星野さんのファンに愛された「ばかくん」でしたが、同アカウントによると、今回のような誤解を生むことを避けるため、過去のツイートは削除する方向で検討しているといいます。
この発表に対し、「ばかくん」を知る人からは、「ばかくんが抹消されるという悲しい結末…売れるってこんなに悲しいことなの」「どんどん星野源が遠くなってゆく」という反応も。「ばかくん」は星野さんのファーストアルバム「ばかのうた」にちなんだキャラクターであるだけに、その過去ツイートが黒歴史扱いされてしまうのは、昔からのファンにとっては寂しい思いもあるのでしょう。
(五月アメボシ)
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