Mondo Grosso(モンドグロッソ)と大沢伸一について
音楽家でDJなどで活躍している大沢伸一さんのソロプロジェクトとして始動したMondo Grosso。1993年のFirst Albumである「MONDO GROSSO」でデビューしたあと、様々なアーティストとフィーチャリングして数々の楽曲を出し続けている。
僕が好きな理由はいくつかあるけど、ノリの良さと都会的なセンスの良さだ。和製アシッドジャズとして新しい分野を開拓したし、事実その時はこれまでにないセンスの良さを持っていた。さらに、様々なアーティストとコラボすることでアルバムごとに楽曲の色も趣向も全く違っている。ジャズ、ソウル、ヒップホップ、ボサノヴァ、R&Bなどなどジャンルを絞らないことが魅力だった。ソロ活動なんだけど、その時々で色んな顔を見せてくれる。
2004年のベストリミックスであるBest+Best remixesをラストにMondo Grossoとしての活動は事実上休止の状態だった。
大沢伸一としてはその後も色んな活動を続けていた。OFF THE ROCKERとしてCDを出したり、定期イベントで銀座で音楽について語り合うGINZA MUSIC BARを開いたり、クラブDJとして、instagramの写真家として様々な一面を見ていた。
僕も陰ながら応援していた方の中の一人だ。
そのMondo Grossoが2017年に活動再開?新アルバム発表
1/4にFacebookとinstagramにて動画とともにコメントが記され、Mondo Grossoの2017年新アルバム発表が予告されている。
具体的には去年から大沢伸一のブログSHINICHI OSAWA -BLOG-|honeyee.com Web Magazineの中でも予告が行われていたが、改めて2017年に新アルバムを発表することが書かれている。ついに待望の活動再開になる。
こういった新アルバムへのワクワク感を高めてくれるシンプルな演出もホントにセンスがいい。
お洒落でセンス良好な楽曲をまとめてみる
ここからは僕なりにMondo Grossoの中でおすすめの楽曲をまとめてみる。有名な楽曲から、ちょっとディープな楽曲まで6曲ほど選んでみた。作業なんかにも持ってこいだ。
LIFE feat.FACE
今でも僕のランニングのお供になっている楽曲。とにかくセンス抜群で疾走感があって、ドライブしながらでも聴きたい1曲。LIFEは他のバージョンもあるけど、ダントツでこの曲が1番だ。
Everything Needs Love feat.BoA
騒動は色々とあったにせよ、未だに古さを感じさせないダンスミュージックに仕上がっている。この曲でMondo Grossoのことを知っている人も多く、誰もが一度は聞いたことのある有名な1曲でもある。しっかりと大沢伸一のリズム作りが表現されたお洒落さは健在。
Closer - closer
アルバム全体での紹介になってしまうけど、特にCLOSERとI Can't Go For ThatとUntil The Dayの3曲が好きなので是非聴いてみてほしい。このアルバムはUKソウル的な楽曲が多く、いい意味で最初のアルバムとは全く違う味わいになっている。ゆったりとセンスの余韻に浸れる曲が多いので作業用としておすすめだ。
BLZ
ジャケットはスポーツ新聞風にするあたりに遊び心がある。実際にBLZ(ブレイズ)もスポーツ向きの情熱的な楽曲に仕上がっている。こうやって様々なジャンルと分野を楽しみながら曲作りをしているのがMondo Grossoの強みだと思う。
BORN FREE - Give me a Reason
またまたアルバムでの紹介になるけど、特に大好きなのが1番最後の楽曲にあるGive me a reason。これはかなりスローテンポで大人っぽくて夜通しドップリと聴き入りたい1曲。
新アルバムの発売を待つのみ
というわけで2017年の新アルバム発表を前にワクワクしている。改めて新アルバムがリリースされたらまたまとめたいと思う。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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