この記事には、多くのネタバレが含まれています。
■7話感想
□子供は、デストロイヤーと雪精が大好き
アバンで二度死ぬ主人公・カズマ。
OP開けには「お前は、甲斐性なさ過ぎだ」と、借金を作った張本人に罵られ、意味不明な懇願をされます。
「もっと私を贅沢させて!! もっと私を甘やかして!!」
「もっと私を讃えてよ!! 皆で褒めて褒めて甘やかしてよ!!」
その一分後。
「ああ、まってぇ、ゴメンなさい。調子に乗ったのは謝るから、見捨てないでぇ」
上のやり取りを毎日繰り返すのかと思うと、カズマが少し可哀想になりますw
「デストロイヤーとは何ぞ?」という会話は複線ですね。
???「わしゃわしゃ動いて、全てを蹂躙する子供達にみょ~に人気のある奴です」
小さな子供(14)が、妙に嬉しそうに説明してくれました。
□いつも通りのようで、いつもと違う
「一匹討伐するごとに、春が半日早く来る精霊」
なんて聞くと、「あ~コレ、ファンタジー作品だったなぁ」と再認識します。土木作業したり、パンツ剥いたり、キャベツ取ったりしていたので、剣と魔法の世界という感覚が、いつの間にか薄れていました。
あの格好で、雪精を氷代わりにする案を自慢げに披露するアクアは、色んな意味で子供みたいです。
まぁ、格好だけなら爆裂魔法使い・のぞみんさんの方が酷かったんですけどw
アクア「なぜ冒険者が雪精討伐を受けないのか、その理由を教えてあげるわ」
なぜ不穏な空気が流れる前に教えてくれないのか、その理由も教えて欲しいな。
「そう!! 冬将軍の到来よ!!」
喜んで言う理由はよく分かりませんが、アクアさん今回はずっと解説を続けていましたね。あの人、一体どうしちゃったんだろう?w
挙げ句の果てには、土下座です。土下座。女神が土下座。これまでは、屈辱的な事があっても「私、女神なのに~」みたいなノリだったのに、自らの意志で何の躊躇もなく土下座。
完全に、女神としてのプライドを捨てちゃいましたね…。
見方によっては、[異世界の生活に適応した]と言えるのかもしれません。
カズマも上島竜平みたいな格好で、「はわわわわわわ」とかい言い出すし。のぞみんも死んだ振りを続けるし。ダクネスは、いつも通りおかしいし。
ああ、これまでと同じパターンだなぁ…と思ってたら、主人公がアッサリ死亡。
□ああ、女神様
エリスが優しく転生を勧めていましたけど、あれが本来女神が取るべき態度です。「プークスクスクス」などと言って死者を小馬鹿するような奴は、断じて女神ではありません。
シリアスを3分くらいで終わらせたアクアは、エリスの胸パッドの秘密を暴露し、カズマを蘇生させます(また、ひどい理由で生き返ったなw)。
しかし、首チョンパされていたとはね。冬将軍…、アホそうな名前をしてるくせに恐ろしい奴だ。
■8話感想
『このすば』は、毎回とんでもないOP入りするなぁ。 「君と見た世界♪」という明るいフレーズと、悲惨な生活とのギャップが笑えるw
以下、君と見た現実の世界。
アクア「コートも質屋に入れちゃったし寒いよう…」
彼女は、たき火の残り火を消すまいと、無断で人の衣服を燃やそうとして、這いつくばりながら必死に息を吐き続け、泣き崩れました。
生活だけじゃなくて、心の中まで侘びしくなっていますね。
カズマ「いいかアクア。絶対に暴れるなよ?」
アクア「カズマって私を何だと思ってんの? 私チンピラや無法ものじゃないのよ?」
ツッコミ不可避。
もちろん暴れました。もう、チンピラというより、狂犬といった方が違和感のない暴れっぷりで。
でも少し落ち着いてきたら、小姑となりました。
アクア「リィチーってのはね。薄暗くてジメジメしたところが大好きな、言ってみればナメクジの親戚みたいな連中なの」
心の中まで侘びしくなっています。
ウィズ「『アクシズ教団の人は頭のおかしい人が多く、関わり合いにならない方がいい』というのが世間の常識なので…」
えぇ…。
でも、信奉されてるのがアクアだと考えると、妙に納得できてしまう。暴れた数分後に、破壊してやると言っていた店の中で、嬉しそうに香水を嗅いでいる姿を見るとねぇ…。
信者も信者で、あんな感じなのか。あんなのが大勢集まっているのなら、相当恐ろしいでしょうね。聞きたくなかった情報でした。
□【悲報】デュラハンのベルディアさん、実は変質者だった
ウィズ「よく自分の足下に、自分の首を転がしてきて、スカートの中を覗こうとする人でした」
聞きたくなかった情報、その2。
ベルディアさんが、変質者だとは思わなかった。ストラーイクって言ってたけど、アウトだよ!!
散々人のことをアタマおかしいとか言っておいて、色んな意味でアタマおかしいのは、お前じゃねーかw
そしてカズマは、リッチの技『ドレイン・タッチ』を覚えました。
のぞみんに仲間の魔力を渡せば、飛躍的にパーティの攻撃能力が上がりますね。魔力自体は大量に消費されるので、爆裂魔法の乱発もできないし。『問題のあるパーティ』のまま、活動の幅を広げられる良設定です。
□自業自得のホラーハウス
ようやく拠点を持てたカズマ達。でも、彼らが馬小屋以外で休んでいる光景には、もはや違和感があるw
除霊をするのが屋敷に住む条件らしいけど、アクアは悪霊より怖かった。数時間ぶっ通しでブツブツ言ってた事もだけど、墓場に結界を張れば面倒がなくなる、という思考回路が一番怖い。
こりゃあ、アクシズ教団が恐れられる訳だw
危機に瀕しながらも、主人公とヒロインが連れションにいく、という新たなジャンルも開拓されました。
あと2話しかないけど、最終回が近いという感じは、ぜんぜんしません。
■9話感想
アバンで、アクアの知能は、これ以上高くならないという悲惨な現実を突きつけられます。7話や8話も、登場人物が不幸になる始まり方をしましたね。
制作スタッフの中で、OP前に登場人物を悲惨な目に遭わせる遊びでも流行っていたんでしょうか。
□フーゾ○・ヒャッハー回
カズマは、フー○ク・デビューを果たそうとします。サキュバスにエロい夢を見せてもらうだけとはいえ、実質フ○ゾクですよね。
どうでもいいけど、彼の顔がやたらニヤけてて笑えましたw
実は機織り職人だった人「よぉ~こそ地獄の入り口へ。せいぜい頑張んな。命知らずめぇ。へっへぇ、腕が鳴るぜぇ」
なにを鳴らすんでしょうね~? サキュバスのお姉さん達も、やたらクネクネし過ぎだw
カニ美味そうだったなぁ。食事シーンは、ぜんぜんファンタジー感なかったです。鍋に豆腐とか入ってるしw
めぐみん「私にも下さい。いいじゃないですか、今日くらいは」
ダクネス「子供のうちから飲むと、パァ~になると聞くぞ」
アクア「じゃんじゃんのむわよぉ~。ゆびげいで、きどうようさいですとろいやぁぁぁあああ!!!」
あっ…。
カズマが、必死になって酒を堪えてたのも面白かった。
「皆と一緒に飲んで、夢の事なんて忘れちまえばいい」
「目の前の仲間の顔を見ろ。一体どちらかが大切かを考えろ」
「そう。最初から何も悩む必要なんて無かったんだ…」
もちろん、エロを選びましたw
□どうした? 早くこっちこいよ。
湯船の中で、エロい夢を見ていると勘違いしているカズマ。そこへ、全裸で登場したダクネスさん。
夢の中(と思いこんでる)とはいえ、素っ裸で堂々と待ち構えられるの彼はスゴイ。知り合い(ダクネス)相手に、何の迷いも躊躇もありませんでしたね。
「早く、背中お願いします!!(強引)」
「この状況で、私が背中を流すのが、世間の常識なのか?」
そうで…いや違います。
「わ…わたしが常識知らずなのか? わたしがオカシイのか?」
「しかし、こうも堂々と命令されると、強く抵抗できない自分の性癖が情けない…」
確かに、常識知らずでオカシイですね。
□そして、北○の拳が始まった
悪魔払いされそうになるサキュバスを守るカズマ。
???「ニゲロ…」
???「イケェ…」
???「イクゼェ…」
???「シャゥゥゥウウウッ」
カズマの声優さんの演技上手かったです。 アクアは、「お前、本当に女神か?」と言いたくなるほど、チンピラと化していました。あの顔つきw なんであんなに嬉しそうなんだよw やっぱり、お酒は子供の頃から飲んじゃダメなんですね~w
「デストロイヤー警報!! デストロイヤー警報!!」
聞いてるだけで頭が悪くなりそうな警報で終了。
あと、一話しかないと思うと、ちょっと寂しいです。