耐衝撃性能の高さをアピールするiPhoneケースは数多くある。
だが、何を基準に選択するだろうか。
- 見た目
- 素材
- 技術
色々あるだろうが、ほとんどの場合メーカーの宣伝文句じゃないかと思う。
僕もそうだ。大半の人は技術的なことを知らないので、メーカーの言うことを信じるしかない。
そう考えた場合、特許取得済みというのはインパクトがある。
そんなケースが2016年に日本に上陸した。
イギリスで一番売れているスマホケースで、『D3O』という特殊素材を採用した「Gear4」というケースだ。
今回メーカーからレビュー依頼をいただいたので、紹介しようと思う。
なお、今回はiPhone 7用として「バンパーカバー」をレビューするが、全く同じデザインのケースは用意されていないがiPhone 7 Plus用のケースも販売されている。
なお、僕が持っているiPhone 7はiPhone 7ジェットブラック。
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iPhone 7/iPhone 7 Plusケース「Gear4」の概要
Gear4というケースは日本では聞き慣れない名前だが、それもそのはず2016年に日本に上陸したiPhoneケースだ。
この為、2017年1月現在では、
- iPhone 7
- iPhone 7 Plus
用のケースがほとんどとなっている。
※OXFORDという手帳型ケースのみiPhone 6/6s用が存在する
特徴は、
- 「D3O」と呼ばれる、科学的かつ人工的に作られた、特許取得済みの特殊素材を採用
- タフなのにゴツくない、デザイン性とプロテクションを両立するスリムフィットケース
- 2016年10月現在、Gear4はイギリスで最も売れてるスマホケース
といったあたり。
つまり、ケースとしての大きな特徴は、耐衝撃性能の高さということになる。
ちなみに価格はAmazonで4,980円、カラーバリエーションはiPhone 7本体と同じく、
- ブラック
- シルバー
- ジェットブラック
- ゴールド
- ローズゴールド
となっている。
正直今どきのiPhoneケースとしては高級品の分類だ。
「D3O」とは何か
高価格となる理由の1つが、「D3O」と呼ばれる特殊素材を採用していることだろう。
冬季オリンピックのアルペンスキー競技やアメリカ特殊部隊でも採用されているという、衝撃吸収性能が売り。
「衝撃に強い」ではなく「衝撃を吸収」というのが、よくある耐衝撃ケースと違うところかもしれない。
詳しい技術的なことは僕にも分からないが、
上記画像の説明にもあるとおり、衝撃を受けると固まってロックされるって部分なんだと思う。
この特徴を活かしたGear4の強さは、メーカーが作成した動画でも紹介されているので、気になる方は参考にして欲しい。
開封レポート
簡単に開封レポートを。
Gear4のパッケージはこんな感じ。
見るからに高級感がある
約5,000円という価格は伊達じゃない。
蓋を開くと中にケースが登場。
ケースの取り出しは、取っ手を引っ張ることでするすると引き出す形にで行う。
今どき珍しいくらいのこだわりようだ。
これがパッケージ全体。
全体的にお金がかかっている印象を強く受ける。
そしてこちらがGear4のiPhone 7ケース(ジェットブラック)。
基本的な構造はクリアケースなのだが、
側面および背面の一部の素材が異なっている
これがバンパーと呼ばれる理由になるが、デザイン的な特徴にも繋がっている。
装着後の状態
手持ちのiPhone 7ジェットブラックに装着してみた。
見ての通り、見た目的な特徴は特にない。敢えて言えば、Appleロゴがちゃんと見えることくらいだろうか(Appleファンには重要なポイント)。
ただ、よく見るとちょっと変わったところがある。
側面がドット柄になっている
ということだ。これはデザイン的な特徴でもあるが、実は、このグレーっぽいものが特殊素材の『D3O』。
耐衝撃性能の要と言えるものだ。つまり側面に全て埋め込まれている。
全体をみるとドット柄が全体的に施されており、さらに側面には『D3Oの文字』もある。
カメラにも当然ジャストフィット!
Gear4を使ってみての感想
iPhone 7に装着して手にとってまず思った。
圧倒的に滑りにくい
つまり、グリップ性能は高い。
僕はどちらかと言えばサラッとた手触りで、持ちやすいケースの方が好みだが、用途によってこのケースを使い分けるのはありだと感じた。
例えばアイドルグループ「わーすた」のライブ・イベント会場とかw
落とすリスクの高い場所で使うのがベストだろう。何せ柔らかい素材なので、脱着はグイッとはめ込む・剥がすそれだけなので、1分もかからない。
また、この手の耐衝撃ケースにありがちな、ゴツくて持ちにくいということもない。もちろん厚みが増すのは事実だが、気になるレベルではない。
耐衝撃性能については流石に落として実験する勇気はないのだが、素材の質感的に性能は間違いなさそうだ。
唯一欠点をあげるとすれば、光沢感のある仕上げなので、指紋や皮脂による世汚れが目立ちやすいことだろうか。
素材的にマットな質感でも製造そのものは可能と思われるので、ここはメーカーのこだわりなのかもしれないし、他のラインアップとして用意されているのかもしれないが、ちょっと残念だった。
終わりに
耐衝撃性能の高さを謳うケースは、近年非常に多い。
僕のようにレビューという形で様々なケースを試していても、もはやどこまで信じてよいのか分からない。
そう言う意味で、特許取得というお墨付きのある技術を使用していることは、信頼性に繋がると思う。
- iPhoneを落として、高額な修理代金を払ったことがある
- ガラスを割ったことがある
なんて過去があり、iPhoneを絶対に壊したくないという強い思いのある方には、少々高額だがおすすめのケースだと思う。