中国空母「遼寧」、南シナ海で初の発着艦訓練

読売新聞 / 2017年1月3日 19時50分

 【北京=五十嵐文】中国海軍によると、中国初の空母「遼寧」は2日、南シナ海で艦載機の「J(殲)15」戦闘機や艦載ヘリの発着艦訓練を行った。

 遼寧は東シナ海などで艦載機の発着艦訓練を実施してきたが、南シナ海では初めて。具体的な海域は明らかにしていない。領有権を主張する南シナ海で軍事力を誇示し、南シナ海問題などをめぐり対中強硬発言が目立つドナルド・トランプ次期米大統領をけん制する狙いがあるようだ。

 遼寧は昨年末に沖縄本島と宮古島の間を通過して初めて西太平洋を航行。その後、台湾とフィリピンの間のバシー海峡を抜けて南シナ海に入り、中国南部・海南島の海軍基地に到着していた。

 中国中央テレビは、南シナ海で遼寧が活動を開始したことで「米国の空母が独占してきた南シナ海の歴史は終わりを告げた」などと伝えた。

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