香港からクアラルンプールは1570マイル。
この距離をブリティッシュ・エアウェイズ(以下BA)のマイル(Avios)を使って、
キャセイパシフィック航空(以下キャセイ)のビジネスクラスを発券しました。
2000年代から急速に拡大したアライアンスと言う枠組みの中で、
アライアンス内での特典航空券の発券、ラウンジの共有、コードシェアその他、
利用者にとっては非常に便利に、そしてお得に世界を旅することが可能になりました。
BAもキャセイも同じワンワールドに加盟しているので、こうした発券が可能になります。
さて、香港クアラルンプールのビジネスクラスに必要なマイル数は片道2万マイル。
エコノミーだと1万マイルになります。往復ビジネスでも良いですし、ビジネスとエコノミーを組み合わせても良し、BAマイルは非常に使い勝手が良いですね。
こんな感じでアジア内の近距離だとお得になります、こちら参考まで。
キャセイパシフィック航空ビジネスクラス搭乗記 CX725便
キャセイの本拠地は香港国際空港。
従って、これでもかと言うくらいキャセイのラウンジは充実しています。
ヌードルバーを始めとした食事はもちろん、ロングバー、大理石のシャワー室等々。
ラウンジ利用+ビジネスクラス搭乗で2万マイルと考えるとお得感が増す気がします。
ラウンジを堪能した後、64搭乗口付近のキャセイラウンジ『ピア』で
ラウンジはしごをし丁度良い時間になりました。ラウンジははしごにかぎります(笑)そして、ビジネスクラスなので優先搭乗があります。
そして機内へ。キャセイのビジネスクラスのシートは主にヘリンボーン式です。
ヘリンボーンって何?かと言うと三角にじぐざぐした模様のことですね。
同じ方向ではなく角度を付けることでよりプライベート感を出す、そんな演出と言えそうです。
ちなみにANAの場合はスタッガードです。
方向は同じですが縦の位置をずらしていてこちらもプライベート感を出す演出です。
シートはこんな感じです。
USBポートや電源はもちろんついていますし、後ろの人を気にせず
シートを倒すことも可能。モニターも大きいですし窓際のスペースを
始め物を置く場所は困りません。大満足です。
足元は十分に広いです。私の長い足を伸ばしても届きません(笑)
右下に収納スペースがあります。快適の一言です。
機材はボーイング777-300ER(773H)でファーストクラス搭載。
ファースト6シート、ビジネス53シート、プレエコ34シート、
エコノミー182シートで計275シート。
ビジネスクラスは1-2-1の配列です。
ウェルカムドリンクはキャセイオリジナルの『キャセイディライト』を。
キウイベースのノンアルコールジュースです。体に優しい味で絶品です。
シャンパンはビルカール・サルモン。
シャンパーニュ地方で200年続く家族経営している銘柄です。
シャンパンには詳しくないので味を表現できないのが辛いですが(笑)、
飲みやすくてほのかに甘い、そん感じでしょうか。
そして食事タイムです。前菜はエビのサラダです。
メインは牛肉にしました。チキン、魚も選択できました。
そしてデザートはフルーツを。 その他、チーズも選択可能です。
その後、ハーゲンダッツとコーヒーもありました。
食事の後は睡眠タイムと言うことで、フルフラットにしてみました。
フライトが3時間半、コーヒーを飲み終わるまで約2時間なので残りは1時間半。
早く寝なくてはいけません(笑)
横になってみました。ちょうどホーチミンの上空を飛んでいました。
暫くして照明が睡眠モードになりました。
そんなこんなでクアラルンプールに到着しました。
あっと言う間の3時間半のフライトでした。
と言うか飛び足りないですね(笑)エンターテインメントも充実していて、2016年大ヒットした『君の名は』も見ることが出来ました。路線によって提供するエンタメは異なる様です。
キャセイのビジネスクラスの利用はやはりBAマイルを使うのが主流かと思います。
日本からヨーロッパ他長距離だと必要マイル数が増えて使い辛いですが、
アジア圏内、ヨーロッパ圏内、或いは日本から香港等々短距離だと必要マイル数が少なくてすみます。従って、短距離の方がとてもお得に充実したサービスのキャセイ便に乗れるとあってお勧めです。
BAマイルはSPGやアメックスのポイントからの移行、もしくは購入が一般的です。
購入と言ってもキャンペーンで1マイル1.5円以下で購入できるので、正規の値段を考えてもこれもありだと思います。こんな感じでセールを度々やっています、参考までと言うことで。