名古屋市千種区の東山動植物園は4日、飼育していた鳥が高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)に感染した影響で昨年12月11日から休園している動物園エリアを13日に再開すると発表した。園内の消毒や鳥の隔離などの防疫措置が完了したと判断した。
再開後も6カ所の出入り口で来園者の靴底を消毒するほか、来園者が鳥と触れ合える「バードホール」と「小鳥とリスの森」を引き続き閉鎖する。また、池から仮獣舎に移したベニイロフラミンゴなどの隔離も続ける。来年度以降、感染源とされる野鳥の防止ネットを張るなどの対策をした上で池に戻すことを検討する。
13~15日の3日間は動物園と植物園、東山スカイタワーを無料開放し、各日先着1000人に人気者のニシローランドゴリラ「シャバーニ」などが描かれた特製ポストカードをプレゼントする。
同園ではコクチョウなどが相次いで死んだため、動物園エリアを休園した。園内を消毒し、感染経路とみられる二つの池の水を抜くなど防疫態勢を強化し、今月2日で家畜伝染病予防法に準拠した防疫措置を終えた。
休園に伴う減収は、3日時点で約3800万円(約11万人分)としている。【三上剛輝】