移転延期の築地市場で初競り 最高値は7420万円
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豊洲市場への移転が延期されている東京・築地市場では、ことしも初競りが行われ、最高値は青森県大間港で水揚げされたクロマグロで、7400万円で競り落とされました。東京都の小池知事は、早ければことし冬に移転の環境が整うという方向性を示していて、場合によっては今回が最後の初競りになる可能性もあります。
東京・築地市場は、去年11月に予定されていた豊洲市場への移転が延期され、さらに盛り土の問題も発覚し、今も具体的な移転の時期は決まっていません。
こうした中、築地市場では、ことしも年始恒例の初競りが行われました。
マグロの卸売場では、卸売業者の代表が「移転延期でわれわれはその渦中にあります。消費者に喜んでもらえる市場となるよう、迅速な対応を都に要請し、一刻も早くこの状態から脱却できることを願っています」と述べ、手締めをして商売繁盛を祈りました。
このあと午前5時すぎに鐘の音を合図に初競りが始まり、卸売業者の威勢のよいかけ声に合わせてマグロが次々と競り落とされました。
競り場には、全国の港や海外から集められた冷凍と生のマグロが並べられ、最高値となったのは、青森県大間港で水揚げされた重さ212キロのクロマグロで、記録が残る平成11年以降で2番目に高い7420万円で競り落とされました。
小池知事は、早ければことし冬に築地から豊洲への移転の環境が整うという方向性を示していて、場合によっては今回が最後の初競りになる可能性もあります。
こうした中、築地市場では、ことしも年始恒例の初競りが行われました。
マグロの卸売場では、卸売業者の代表が「移転延期でわれわれはその渦中にあります。消費者に喜んでもらえる市場となるよう、迅速な対応を都に要請し、一刻も早くこの状態から脱却できることを願っています」と述べ、手締めをして商売繁盛を祈りました。
このあと午前5時すぎに鐘の音を合図に初競りが始まり、卸売業者の威勢のよいかけ声に合わせてマグロが次々と競り落とされました。
競り場には、全国の港や海外から集められた冷凍と生のマグロが並べられ、最高値となったのは、青森県大間港で水揚げされた重さ212キロのクロマグロで、記録が残る平成11年以降で2番目に高い7420万円で競り落とされました。
小池知事は、早ければことし冬に築地から豊洲への移転の環境が整うという方向性を示していて、場合によっては今回が最後の初競りになる可能性もあります。
「早く食べてもらいたい」
青森県大間港で水揚げされた212キロのクロマグロを最高値の7420万円で競り落としたすしチェーン店の木村清社長は、「少し高い気もしますが、形も大きさもいいマグロを競り落とせてよかったです。早くお客様に食べてもらいたいです」と話していました。
そのうえで、5日の初競りが築地市場で行う最後の初競りになる可能性もあることについては、「最後になろうが、お客様のために一生懸命やるだけです」と話していました。
そのうえで、5日の初競りが築地市場で行う最後の初競りになる可能性もあることについては、「最後になろうが、お客様のために一生懸命やるだけです」と話していました。