小池知事 都議選へ今月中にも最初の公認候補擁立へ

小池知事 都議選へ今月中にも最初の公認候補擁立へ
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東京都の小池知事は、夏の東京都議会議員選挙に向け、今月中にも最初の公認候補を擁立するとともに、公明党や民進党と候補者の推薦やすみ分けを見据えた協議をすでに始めていて、今後、準備を本格化することにしています。
小池知事は、定員が127の都議会でみずからを全面的に支持する議員が3人にとどまっていることから、夏の都議会議員選挙で、主催する政治塾から候補者を擁立する考えを示しています。
これについて小池知事は、今月中にも政治塾を運営する政治団体「都民ファーストの会」から最初の公認候補を擁立することで、この政治団体を事実上の地域政党にすることにしています。一方で、都知事の職務に専念するため当面、代表には就かず、国政政党についても、今後の政治状況を見極めるため現時点では見送る意向です。
また、200人程度を選抜する都議会議員選挙に向けた新たな対策講座を通じ、候補者の絞り込みを進め、「都民ファーストの会」から最終的に30人から40人規模の擁立を目指すことにしています。
さらに、公明党や民進党と候補者の推薦やすみ分けを見据えた協議をすでに始め、公明党とは政策面での要望を受ける形で連携を深めているほか、民進党とは年末に党関係者と会談し選挙区調整を議論していて、今後、準備を本格化することにしています。