今年初の仕事はバースデーケーキでした。
76歳のおじいちゃんのために子どもや孫が勢揃いするということで、ケーキは2個。
新年早々、楽しい集まりのお手伝いができて嬉しいです。
お年始がわりに日持ちのするクッキーを焼いて持っていきました。
ピーナツバターたっぷりのサクサクなクッキー。
大きく素朴な感じに焼いたら、大きなのんびり猫「もりごろう」の手を思い出しました。
実はおとといの晩にもりごろうのいる猫カフェから電話があり、あまりゴハンを食べないので、好物や好きな銘柄のフードがあれば教えてほしいと言うのでした。
心配になって配達の後、様子を見に行ってきました。
10日ぶりに抱っこしたもりごろうは、ずいぶん軽くなっていて驚きました。
昨日の晩から何も食べず、水も飲まないと言うのでさらに驚きました。
あんなに食いしん坊だったのに、どうしたの…
抱っこしながらうろうろと広いフロアを歩き回っていたら、大きな「ゴロゴロ」という喉の音がしたのでちょっとほっとして下におろしました。
スタッフがカリカリを差し出すと、少しずつ食べ始めました。
その後水も飲み、固かった表情もほぐれてきて私も安心しました。
持ってきた「もりごろうクッキー」をスタッフに渡して「よろしくお願いします」と言って出口に向かうと、もりごろうが当然のように私の後をついてきました。
どうやら自分も一緒に帰れると思ったようでした。
以前の譲渡会の時のように。
…切ないです。