ジャニーズＷＥＳＴ　横アリ凱旋　ツアー「なうぇすと」スタート

　７人組グループ・ジャニーズＷＥＳＴが３日、横浜市の横浜アリーナで「ライブツアー２０１７　なうぇすと」をスタートさせた。今ツアーは初めて福井、静岡、北海道が加わり、過去最多の９カ所３１公演で３５万人を動員する。

　昨年１２月に初の京セラドーム大阪公演が実現。自信を付けて、３年連続となる横アリの正月公演に臨んだ。

　コンサートの裏テーマは「裏切り」。関西出身の彼らはアイドルの枠を超えた「お笑い」が武器だが、あえて正統派ジャニーズらしいダンサブルな曲でカッコ良く登場。しかし、そこからが本領発揮。たこ焼きのかぶりモノでの大阪メドレーや、ボケたおしのトークを繰り出し、ギャップでファンを沸かせた。

　昨年の正月の横アリ公演で「ドームでやりたい」とぶち上げた小瀧望（２０）。小瀧の言葉は「言霊（コトダマ）」ならぬ「コタダマ」としてメンバーも神通力を認めている。「今年は大阪、東京、名古屋の３大ドーム公演をやりたい。どんどん“東”に進出したい」と新たな“コタダマ”を告げた。

　桐山照史（２７）は「７人でコント番組をやりたい」と夢を語った。ジャニーズでコントといえばＳＭＡＰが先駆者。桐山は「ＳＭＡＰさんが切り開いてくれた道なので、途切れずレールに乗っていきたい。そして僕たちが新たなレールを敷くことが使命だと思ってやっていきたい」と“後継者”に名乗りを上げた。

　元日を嵐・相葉雅紀（３４）の自宅で過ごしたという藤井流星（２３）。「（関ジャニ∞の）横山（裕）君も来てて、相葉君のお母さんが作ってくれたおせちを食べました。すっごいおいしかったです。２人からお年玉ももらいました」と明かし、メンバーから「すげーな」「一流やな」「お前、ジャニーズやな」とうらやむ声が相次いだ。