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【プロ野球】

田中正義、侍封じて開幕ローテだ 内川、松田らとの対決熱望

2017年1月4日 紙面から

ヤクルト・小川(左)とフットサルで汗を流す田中正義(大泉謙也撮影)

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 ソフトバンクのドラフト1位、田中正義投手(22)=創価大=が3日、母校で始動し、春季キャンプでの内川、松田との“対決”を熱望した。今春のキャンプでは、ほとんどの投手が第1クールから打撃投手で登板する見込み。田中もそのつもりで、WBCを控えた侍ジャパンコンビとの対戦を、自らの開幕ローテ入りへとつなげる考えだ。

 「2月1日にはブルペンで(捕手に)座ってもらって投げたい。3、4日すれば、打者相手にも投げられると思う。WBCに行かれるような方たちに投げる機会があれば。それができれば光栄です」

 中日・八木、ヤクルト・小川ら、創価大OBが顔をそろえての新年合同練習。田中がキャッチボールで投げる一球一球に、1年目への思いが詰まっていた。すでに工藤監督は田中のキャンプA組(1軍)入りを示唆。もちろん田中も準備万端だ。ウエートトレーニングを継続し、年末年始も横浜市内の自宅近くの土手をランニング。「体はしっかり仕上がっている」と言い切った。

 創価大での練習は7日まで。新人合同自主トレを経て、今月下旬にはブルペン投球をスタートする予定だ。「まだ不安なことも、楽しみなこともみつからない。まずは今の自分で勝負したい」。プロ入りしたばかりの今は全てが勉強。それでも即戦力ルーキーの気概がにじむ行動が、1年目からの活躍の予感を漂わせた。 (谷光太郎)

 

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