【球界ここだけの話(776)】
優勝旅行先の米ハワイでパンケーキを食べてご機嫌な日本ハム・栗山英樹監督【拡大】
昨年12月、日本ハムのハワイ優勝旅行に動向させてもらった。チームの10年ぶりの日本一に貢献した大谷翔平投手(22)は、出発前から「僕を捜さないでください」と雲隠れを宣言。現地で極秘トレーニングに励む中、「選手はゆっくりさせてあげて。俺が話すから」と栗山英樹監督(55)が報道陣に対応してくれた。
大谷に次ぐ「二刀流選手」を育成する「二刀流増殖計画」をぶち上げた初日は、宿舎近くのショップでスニーカーを購入し、ジャージーに着替えて「♪この~木なんの木、気になる木」のCMで知られる「日立の樹」があるモアナルア・ガーデンへ。報道陣のむちゃな要望もあり、アロハシャツに首からレイを掛けて、ウクレレを片手に写真撮影に応じてくれた。「日立の樹」に抱きついたかと思えば、ウクレレを弾きながら「♪この~木、なんの木」と美声まで披露。時差ボケが残る中、これ以上ない神対応だった。
2日目も早朝に宿舎を出発して、真珠湾のパールハーバーヒストリックサイトを訪問。12月下旬に安倍首相が訪れた同地で、日米の歴史に触れた。さらに3日目には、ハワイ大学のレス・ムラカミスタジアムに足を運んだ。1970年から2000年まで同大野球部の監督を務めたレス・ムラカミ氏(80)と対面。長く監督を続ける秘訣(ひけつ)として「勝つこと。大和魂で諦めないこと」と伝授された。最終日の夜に行われた球団主催パーティーでは、家族同伴の選手、裏方さんのテーブルを回って、頭を下げる姿があった。