2017年の大発会となった4日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに大幅反発し、4年ぶりの大発会高値を付けた。前営業日比479円79銭(2.51%)高の1万9594円16銭とこの日の高値で終え、16年12月20日以来2週間ぶりに昨年来高値を更新した。世界景気の回復期待を手がかりに投資家のリスク選好姿勢が強まった。国内勢は利益確定売りを出したものの、海外勢の買いの勢いが強かった。円相場が1ドル=118円台前半まで下落し、円安を好感した買いが輸出関連株に入ったことも相場を支えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆6851億円(速報ベース)だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕