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■スクラムベンチャーズのゼネラルパートナー宮田拓弥氏

 ――ライドシェアの米ウーバーが日本へ本格参入できない点を問題視していますね

 「すごく危機的だ。日本以外の世界ではライドシェアが当たり前になっている。車はグローバルなビジネスなので大きなトレンドを理解した方がいい。規制緩和しないことで業界を守っているように見えるが、結果的に逆になりかねない」

 ――自動車産業への影響があると考えますか

 「携帯電話で負けた日本が、車でも負けようとしている。日本は世界で最高の携帯電話をつくっていると思っていたが、アップルのiPhoneの美しいハードウェアとソフトウェアで、日本勢は一掃された。かつての製造業の時代から、今はハードとソフトがセットの時代だ」

 「ハードとしての自動車産業が小さくなるのは間違いない。米国でウーバーに乗る時、どんな車種かはそれほど気にならない。車は資産ではなく、体験するものに変わりつつある」

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