きねを口にくわえ、餅つきパフォーマンスをするアシカ=仙台市宮城野区の仙台うみの杜水族館で2017年1月3日午後1時0分、本橋敦子撮影
東北最大級の規模を誇る仙台うみの杜水族館(仙台市宮城野区)で3日、カリフォルニアアシカの「アンディ」(雄、16歳)ら2頭が新年を祝う餅つきやたこ揚げなどのショーを披露した。
同館は2015年7月、東日本大震災で被災したマリンピア松島水族館(宮城県松島町)の生き物約7000点を引き継ぎ、「復興の象徴」を目指して開館。アンディなど2頭も松島水族館の人気者だった。
ショーではアンディがきねを口にくわえ、臼にぺったん。見事な技に客席から拍手が湧いた。担当者は「動物たちが頑張っている姿を見て、被災地の皆さんに元気になってほしい」と願いを込めた。【本橋敦子】