米国のレノボがThinkPad X1シリーズ新製品をプレビューしました。昨今のThinkPadシリーズはCESの開催直前に合わせてプレビューされることが恒例となっていますが、2017年もこのパターンが踏襲された格好です。
今回発表されたのは3シリーズ。標準クラムシェルモデルX1 Carbon、360度回転ヒンジモデルX1 Yoga、キーボード合体式タブレットX1 Tablet。米国での発売予定時期と最廉価構成価格は、Carbonが2月で1349ドルから、Yogaが同じく2月で1499ドルから、Tabletは3月、949ドルからです。
主な特徴としては、拡張端子にUSBタイプCやThunderbolt 3(TB3)を搭載する点。とくに改良点の大きいCarbonでは、ナローベゼル(狭額縁)の採用により底面積が大きく縮小しています。さらにCarbonとYogaの本体カラーにはシルバーも加わりました。
基本性能という点では、各機種ともに心臓部となるCPUが、インテルの第七世代Core iとCore m(開発コードネームKaby Lake)に刷新されています。さらにYogaでは、内蔵GPUが通常版より強化された新グレード『インテル Iris Plusグラフィックス 640』搭載版CPUモデルもラインナップされています。
ナローベゼルにより小型化したX1 Carbon
X1 Carbonは、14インチのIPS液晶を搭載する標準クラムシェルタイプのモデル。表示解像度はWQHD(2560×1440)、もしくはフルHDが選択可能。タッチパネルは2016年モデルと同様に全機種非搭載です。