■追記

正月の男尊女卑、追記

http://anond.hatelabo.jp/20170101194020

コメントが基本的に理解できる内容で、それから何故か謝ってくださった方までいて、嬉しかったです。

ただの愚痴であって特に目的意識はないのですが、いただいたコメントに対して思ったこと:

〉 「帰省しなければいい」

基本的には同意で、年に一度お正月にしか帰らないのですが、それでも大切な親戚ではあって…　兄についても将来性のない仕事や不健康な生活を見下す反面、本当に困っていたら殆ど無制限に支援するし、兄も私を支援してくれるだろうと思っています。

「縁を切れ」という意見もありましたが、親戚一同と縁を切るのはそう簡単なことではないし、自分がここまで苛立つのは同族嫌悪のせいもあると思う(たとえば職場の集まりで同じ扱いを受けても笑顔で流せる)ので、年に一度くらい腹を立てて自分を見つめ直したい、というような感覚もあります。

〉 「台所に行きづらい」「したいけどできない事情がある」

それはそれで気疲れしますよね。

私も他の集まりでそのような状況になることがありますし、「したいけどできない」と「したくないからしない」の区別はできると思います。

皆さま本年もお疲れさまでした。

〉 「男は代わりに～をするから女は家事をしてほしい」

なんとなく合意がとれていればアリだと思います。ただ個人的にはPC関係は自分で対処するし車は都心在住でほとんど無縁だし、女性が男性の領域に入っていっているほどには、男性は女性の領域に入ってこないように感じています。だから、合意が成立しにくいかも？

たとえば恋人とは「私がご飯つくるからデートのときはご馳走してね」で問題ないのです。兄とも、私に対してしてくれることが相応にあるとか、なにか優れていて尊敬できるから尽くそうとか、一般的に男性は女性より日頃苦労しているから労ろうとか、そういう感覚があれば話は違ってくるのですが…

〉 「これをそのまま親戚に言ったらいいのに」

兄と女性陣には言いました。これまでにも色々言ってはいるので、他の男性にも聞こえてはいると思います。

兄は「自分は仕事で疲れているからしたくない。しない。しないでいて恥ずかしいとも思わない。」と言い、女性陣は私に同意しつつ、特に男性陣に対してなにか要求することもなく、またさほど不満に思っているようでもありませんでした。

〉 「じゃああなたもしなければいいのに」

空気をぶち壊してもよいと思えれば、座って何もせず、何かしろと(おそらくは女性から)言われて皆の前で反論し、全員を黙らせることはできると思います。

そうしないのは空気を壊したくない、親戚と縁を切りたいわけではないことと、私以外の誰もそれを望んでいないだろうこと、私も結局はこの空気の一員で、誰かが炊事をする以上ただ座っているのは居心地が悪いことが理由です。母の負担を減らしたいという気持ちもあります。コメントにあった「あなたは搾取用、兄は愛玩用」は(表現は過激すぎますが)その通り。

だからなに？という感じですが…

そういうことで正月の男尊女卑は今年も繰り返され、誰かが増えたり減ったりしなければ来年も繰り返されるのだと思います。「新しい人が増えれば変わるかもしれない」「外食すればいい」というのが希望ですね。

炊事をしたくない/現状をどうにかしたいというより、下の立場に置かれた屈辱と、それを当然とする親戚への苛立ち、その場で立ち振舞う自分への葛藤と、美味しくカキフライを食べたかったという食い意地での愚痴でした。

女性に炊事をさせる皆さま、調理環境にもよりますが、揚げ物と冷水を使わなければならないものはリクエストしないでください。

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