ラスコー展の来場者が10万人を突破し、記念品を手に林良博国立科学博物館長(右端)、海部陽介同館人類史研究グループ長(左端)と写真に納まる若槻さん一家=東京都台東区で2017年1月3日、猪飼健史撮影
東京・上野の国立科学博物館で開催中の特別展「世界遺産 ラスコー展 クロマニョン人が残した洞窟壁画」(毎日新聞社など主催)の入場者数が3日、10万人を突破した。
10万人目となったのは神奈川県平塚市、同県職員、若槻弘之さん(47)の長男で小学1年の聡太(そうた)さん(7)。同博物館で記念セレモニーがあり、林良博館長から同展の図録などが贈られた。聡太さんは「びっくりした。恐竜とか昔の動物が好きなので博物館は楽しい」と笑顔で話した。
同展は、保全のため非公開になっているフランス南西部の世界遺産・ラスコー洞窟の壁画を最新技術で再現。約2万年前に描かれた動物の壁画などを鑑賞できる。2月19日まで。【金森崇之】