どうも、アートディレクターのハシケン(@conteanime)です。
ブログの面白いところは、正しいやり方で進めればしっかり成果が出てくるところと、間違ったやり方をいくらしてもまともな成果にはなかなかつながらないところです。
非常にドライな世界といえるかもしれません、でもそれだけシンプルだともいえます。
自分は2015年8月末に当サイトを立ち上げてブログを書き始めました。
でも、真っ当なやり方を少しずつ理解していきどうにか道もひらけてきました。参考までにこの記事を書いたちょうど一年前は297PV/日で、今年は8,352PV/日でした。
ということで今回は、ブログのアクセスを28倍にするためにやってきたことを実例でまとめます。PVがなかなか上がらず悩んでいる時の参考になればうれしいです。
★バズを経験したい、という場合ははてブ350超で見えた!?【バズる】ブログ記事の書き方と拡散を呼ぶ道筋が参考になります。
目次
ブログのテーマを絞る
いわゆる芸能人の日記系を除くと、ブログには大きく二種類あります。
雑多型ブログと特化型ブログです。
雑多型は文字通りなんでもありで、特化型は分野を絞って関連記事を書いていくものになります。
PVを急いでアップさせるには雑多型で流行りネタを誰よりも早く記事にしていくやり方がありますが、スピード感やセンスが相当問われるので特に記事を書くことに慣れてないうちはなかなか難しいでしょう。
なので、ブログ初心者であればまずはジャンルを絞った特化型ブログで攻めましょう。
まずは自分の良く知っている、専門的な分野から進めてみることをオススメします。
最低限のSEO対策を行う
SEO対策というと難しく感じますが、やってることは案外シンプルです。特に欠かせない部分をまとめるので、まだやっていない部分があったらぜひ加えてみてください。
キーワード選定とタイトル決め
ある意味もっとも重要な部分です、キーワードによりニーズを把握して検索結果の最適な答えとなる記事づくりを目指します。
キーワードプランナーやGoogleやYahooのサジェスト機能を使い、実際に検索されてるキーワードを2~3語選んで記事を書きましょう。その際はキーワードで実際に検索し、どんな記事が上位表示されてるかも必ず確認します。
大事なのは、検索意図と合った記事内容になっているかです。
キーワードを自分の都合いいように解釈して選んでいても絶対PVは上がりません。
ニーズに合った答えの記事を書くことが重要です。
書く前には競合記事のリサーチを行う
選んだキーワードで実際に検索した時に上位表示される記事が、あなたがこれから書こうとしているブログ記事のライバルになります。単純にそれらに負けない内容の記事にできれば、それらよりも上位表示される可能性があるわけです。
最低でも上位5つほどの中身には目を通して、どんな内容か把握しましょう。
ライバル以上の密度と切れ味のある内容に仕上げ、情報の鮮度をより新しくし、クリックしたいと思わせるタイトルを付ければ上位表示は不可能なことでは別にありません。
ブログ記事内の小見出しも設定
↑も1例ですが、h2やh3の設定をしっかり行います。
若干くどくなってもいいので、小見出しのみで文の内容が少し想像つくようにしておくとよりいいでしょう。
文章量はロングテールワードを自然に内包させるために長くする
1000文字以上、3000文字以上、いやいや5000文字以上・・・とブログ記事の文字量に関しては諸説あります。ただ、上位表示されてる記事で短文を見かけることもあるので厳密に何文字以上という決まりはないと考えていいでしょう。
ただあまりに短い文になると、ロングテールワードという選んだキーワードの関連語を含む可能性が少なくなってしまいます。
通常、メインのキーワードに関して必要な内容をもれなく書いていると自然と関連するロングテールワードの内容も含むことになり、文字数も2000以上くらいには勝手になってるはずです。
ロングテールワードはキーワードの関連として様々な検索の窓口に繋がるものです。
キーワードを決める際には必ず関連した言葉もピックアップしておいて、必要に応じて本文内容や見出しに使っていきましょう。
内部リンクと外部リンク
関連する自分の記事はリンクとして本文中に適宜配置しましょう、興味を持った読み手が今のページから進んでくれる可能性が上がります。
外部サイトURLなどからリンクさせることもありますが、その場合内部と外部で差を出すといいでしょう。例えば内部リンクはタイトルを文字でだして、外部はブログカードで出すなどです。
内部リンクの例)
★面白いブログの書き方は、読み手に面白いと思われるブログの書き方の特徴を知っておこう!が参考になります。
外部リンクの例)
ブログ・SNS仲間を増やす
・・・ブログを始めたばかりの頃は基本的に孤独です。
100記事到達やサイト開設半年くらいまで続くので、モチベーションが続かなくなってやめてしまうことが結構あります。
ブログ運営で大事なのは、正しいやり方による継続です。
独学は得てして回り道になりがちです。
最初のときほど、優しく教えてくれそうな人の運営するブログのオンライングループなどに入って教わることをオススメします。
ブログでトラブルが起きてもすぐ質問できますし、グループで人と積極的に絡んでいれば自然とブログ仲間やSNS仲間は増えていきます。
孤独にやっていてもいいことは何もありません、逆に仲間がいる状態なら切磋琢磨も出来て刺激もうけられるのでモチベーションも高く維持できます。
差別化を徹底する
ブログサイトは日本だけで数千万あると言われています。文章だけで個性を発揮するのはなかなかに至難の業です。
フリー素材の写真を記事内にアイキャッチとして使うくらいでは、読み手の休憩ポイント以上になることはありえません。無個性を演出するのみです。
個人のブログでもっとも大事なのが、差別化です。
あなたのブログにしかない要素を目立たせることで次第に多くの人が集まるようになってくれます。
当サイトは『絵』の商品を取り扱ってることもあり、絵によるブランディングをひたすら進めました。
フリー素材の写真の代わりに、オリジナルの絵を描き起こすことは見た目にもわかりやすく有効な手段です。もちろん絵以外の要素でもなんでもいいので、あなたらしさをぜひブログの中で表現してみてください。
★デジタルで絵を描く方法が知りたい時は、当サイトのE-book(PDF)も参考になります。
定期的にリライトを行う
上位表示されるブログ記事でも多くの場合、公開から数カ月を要して上位へ至ります。
当サイトで現在検索上位にある記事も、すべて最初の検索順位は低い位置からスタートしています。
時間をかけてだんだんと順位を上げ、検索表示1ページめの上位になりはじめてPVを獲得できるようになります。
記事がしっかり評価されるまでには、3ヶ月から半年かかると言われています。記事を公開したらまずそこまで我慢しましょう。
数ヶ月経った上で競合リサーチやキーワード選定で直すべきポイントが見つかったら、タイトルを調整したり本文を加筆修正する『リライト』を行いましょう。
ブログの良いところは、あとからいくらでも直しができてそれによりGoogleからの評価も上下することです。つまり最初の記事公開時には完璧に整ったものでなくてもいいわけです。
とにかくまず公開してしまって、その後様子を見て微調整を『リライト』で加えていけるということを覚えておきましょう。
サイト運営も1年を過ぎる頃には、100記事以上が普通に貯まってきます。そこからPVをあげていけるかどうかは『リライト』をしっかりやっていけるかどうかに大きくかかってきます。
また、古い記事などは直してもどうにもならない低レベルなものが散見するようになります(笑
そういう存在のせいでサイトがGoogleから低評価を受けないよう、あまりにひどいものはリライトを諦めてno index化してしまうのも手です。
サイト内の情報を鮮度高く保ち、精度を向上させていくことが何より重要です。
さいごに、
ブログはストック型のメディアなので、SNSのように書いて終わりのコメントという考え方ではうまくいきません。
書きはじめのSEO対策から後でのリライトまでをしっかり整えることではじめて強固な記事群が出来上がり、結果としてあなたのサイトを強くしてくれます。
正しいやり方で書いていけば、ブログのアクセスアップは絶対に可能です。
やっていてなかなか手応えがつかめない事も最初はかなり多いと思いますが、今回の内容も参考に日々改善しつつ頑張ってくださいね♪
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