2017年1月3日21時39分
愛知県は3日、豊橋市内で回収された野生のヒドリガモ1羽(オス)の死骸から、簡易検査でA型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たと発表した。今後、鳥取大学で高病原性ウイルスの確定検査をする。環境省は、周辺10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定した。
県によると、3日午前9時半ごろ、同市下条東町の川の付近でヒドリガモが死んでいるのを近くの住民が見つけ、市に通報した。
県は感染拡大を防ぐため、発見場所から半径3キロ以内の農場1カ所に、4日午前から立ち入り検査をする。この農場では鶏やウズラを計100羽以上飼っているという。
愛知県内では今季、東山動植物園(名古屋市千種区)で飼育していたコクチョウなど計10羽に高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されている。
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