今年は酉年。大空を羽ばたく飛躍の年になるのかも!
手にした破魔矢の絵はニワトリに似ていました。
そういえばニワトリが大空を飛んでいるのを見た事ないなと思ったんです。
武州柿生琴平神社
毎年お正月に川崎の琴平神社へお参りに行きます。
小さい神社ですがパワースポットとしても知られている場所。
特にお正月は参拝者が多く、臨時駐車場が溢れてしまう人気ぶりです。
境内に入る時、「芽の輪くぐり」 が出来るんですよ。
混雑するのはこの為もあると思います。
芽の輪くぐりのお清め
お正月の間だけ、大きな芽の輪が設置されます。
境内はバリアフリー。
車椅子の方でもくぐれるんですよ。
▼くぐると、このように「清く正しい生活」を送れるそうです。
でも・・・。
くぐった先に、弁財天社(銭洗弁天)があるんです~。
お金が倍になって帰ってくるという場所。
舌の根の乾かぬ内に万札や500円玉をジャブジャブ洗う私。
さっき、けがれを祓ったばかりなのに欲に目がくらむという・・・。
(;´Д`)
人は知らず知らずのうちにけがれるものかもしれません。
銭を洗った後、恒例の破魔矢を買いました。
住職さんが1つ1つ手書きしています。
今年はどんな絵だろうかと毎年楽しみなんですよ。
▼武州柿生 琴平神社の公式サイトはこちら
破魔矢に描かれた酉の絵
いつも可愛らしく温かい絵柄なんです~。
手にするとほんわか気分になります。
縁起が良い尾長鳥ですね。
・・・ちょっとニワトリに似てます。
そういえば、ニワトリが飛べないのはなぜだろうかと思ったんですよ。
ニワトリはなぜ飛べないのか
ニワトリは体のわりに羽が小さいように思います。
でも、子供の頃に飼育していたとき・・・
大人の頭くらいまでは飛ぶのを見た事があります。
実はヒヨコからニワトリになるまで育てた事があるんですよ。
飛べる高さはその程度。
しかも一瞬です。
色々調べたところ、どうやら退化したようです。
ニワトリの先祖はもともと飛ぶのが苦手な「セキショクヤケイ」。
飛ぶといっても、枝にちょっと乗る程度で生活していた鳥だそうです。
人がこの鳥を食べたところ、肉や卵がとても美味しかった。
そこで性格のおとなしいものを選んで飼っていきます。
人に飼われて太り、ますます飛ぶのが苦手になってしまったそうです。
ついに「飛べなくても平気」な状態になっちゃったんですね。
可能性を生かすのは自分次第
もし「俺は俺の道をいくぜ」っていう個性的なニワトリがいたら。
人がこの鳥を見つけずにいたら。
外敵が来て、飛ばざるを得ない状況にいたら。
今頃は自由に大空を羽ばたいて色々な世界を見れたかも。
飛べたのに「苦手」だから飛ばなかった。
これが未来を変えてしまったんですよね。
ただ、ニワトリにしてみれば・・・
飛ばなくても、ご飯を探さなくても人間がご飯をくれる。
人間も美味しい鶏肉や卵をもらえる。
ニワトリが家庭に浸透したのは利害関係が一致してる事もあると思います。
野生のニワトリが居ないのもその為かもしれません。
・・・誰でも楽な方が心地良い。
苦手なら無理に飛ばなくてもいい。嫌な事したくないです。
だけど、ちゃんと向き合ったのか。
苦手だからと目をそらして、視野が狭くなっていないか。
可能性を生かすのは自分次第。
ちょっとそんな事を思いました。
最後に
ニワトリが飛ばなかった事や、人が捕まえた事を責めているわけじゃありません。
鶏肉と卵を頂けるのはとても有り難い事だと思います。
そのお陰で救われた人命もきっとあると思うから。
私が言いたいのは・・・
ちょっと考え方を変えたら、違う世界が待ってるかもしれないということ。
基本的に、苦手なことや嫌なことは無理にしたくないです。
荒波を立てず穏やかな平和が好き。
だけど、たまには少しアンテナを高くするのもいいのかも。
住職さんが描いてくださった破魔矢でそんな事を思いました。
新年早々少し清々しい気持ちのオトナンです~。
(・・・妄想だけは激しい)
読んでくださってありがとう。
ではまた (╭ರᴥ•́)☆
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