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大仁田&渕組凶器と毒霧でアジアタッグ選手権V1

 ベルトを死守した大仁田厚(右)と渕正信
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 「プロレス・全日本」(2日、後楽園ホール)

 アジアタッグ選手権は王者の大仁田厚、渕正信組が秋山準、井上雅央組の挑戦を退けて初防衛に成功した。大仁田はハードコアルール採用を要求し続けて拒否されたが、堂々と有刺鉄線バットなどの凶器を持参。秋山も対抗して、ケンドー・カシンを帯同して入場したが、カシンはほとんど試合に絡むことはなかった。

 大仁田は、昨年の暮れに腰を骨折する重傷を負い、痛み止めの注射を3本打っての出場だったが、リング上で机上脳天くい打ちを放つなど、事実上のハードコア戦を展開。最後は秋山を毒霧噴射でもん絶させる間に、渕が井上を料理した。

 “王道”で“邪道”を貫いた大仁田は「秋山さんよ、井上さんよ、プロレスは何でもありじゃ」としてやったりの表情。さらに、「エニウェア(会場内のどこでもフォールOK)を取り入れないと出場しない」と、ボイコットをちらつかせて、ルール変更を訴えた。

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