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  • 2017年1月3日(火)

遮光器土偶が群馬で出土 縄文人が地域交流

群馬県の唐堀遺跡から出土した遮光器土偶の破片。北東北で作られ運ばれるなどした物とみられている(群馬県埋蔵文化財調査事業団提供)
群馬県の唐堀遺跡から出土した遮光器土偶の破片。北東北で作られ運ばれるなどした物とみられている(群馬県埋蔵文化財調査事業団提供)

 群馬県内の遺跡から、北東北の技術で作られたと思われる縄文時代晩期前半(今から約3千年前)の遮光器土偶の破片が出土し、当時の地域間交流を考える上で貴重な遺物として注目されている。遮光器土偶は当時、青森県はじめ北海道・北東北で栄えた縄文文化の圏域が“本場”。域外で実物が発見される例は限られており、群馬県での出土は初めて。遠い距離を隔てた北方から運ばれるなどして珍重されたと考えられ、青森県の関係者は「北東北の縄文文化のレベルの高さを再認識できるもの」と胸を張っている。

 
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