【巨人】ドラ1吉川尚、プロでの3大公約!

2017年1月3日6時0分  スポーツ報知
  • バットを手にポーズをとる吉川尚

 巨人のドラフト1位・吉川尚輝内野手(21)=中京学院大=が2日、プロでの3大目標を掲げた。〈1〉1年目の今季に新人王〈2〉4年目の20年に東京五輪出場〈3〉40歳まで現役―の3つで、厳しい世界で成長曲線を描くため「しっかりアピールしたい」と現在は岐阜県内でトレーニングを続ける。また、昨年のドラフト1位・桜井俊貴投手(23)は今年のテーマを「新」に設定。巻き返しに燃える胸中を直撃した。

 新年を迎え、気合がみなぎった。故郷の岐阜県内で年末年始もトレーニングを継続する吉川尚は、間近に控える入寮、新人合同自主トレを前に野望を抱いた。

 〈1〉新人王 プロ野球生活で一度しか獲得できないタイトル。「キャンプ、オープン戦で少ないチャンスをものにし、開幕1軍スタートできたらベスト。1年の終わりに新人王が取れたらベストです」。同じ大卒ドラフト1位の中日・柳、阪神・大山、チームメートの岡本や桜井も資格を持つ。「ライバルは多いですけどね」と恐縮しながらも「守備と走塁には自信があります」と持ち味を磨いて1年目から勝負をかける。

 〈2〉東京五輪出場 3年後の20年はプロ4年目。チームの中心として活躍している青写真を描きながら「25、26歳は一番活躍できる時期でいたい。東京五輪に自分の野球人生のマックスを持っていければいい」と心待ちにしている。昨年、大学日本代表として日の丸を背負い、日米大学野球選手権に出場。最高峰の舞台で侍ジャパン入りを目指す。

 〈3〉40歳現役 最も強く意識しているのは「長く野球を続けること」だ。少年時代、本格的に野球を始めた頃に最初に憧れたのが現楽天の松井稼頭央。41歳になった現在でも現役で、今年は同じ世界でプレーできる。「まだ現役バリバリで試合に出て、もともと内野手だったのに、外野を守っている。僕もベテランになってからもいろんな場所を守れる選手になりたい。松井さんみたいに40歳まではやりたいですね」

 大きな夢も胸に秘めながら、まずは謙虚に足元を見つめる。「最初の新人合同自主トレ、キャンプ、オープン戦でしっかりとアピールすることが大切だと思っています」。背番号「0」の期待のルーキーが、プロの世界でゼロから歴史を作っていく。(安藤 宏太)

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