戸塚中継所、東洋大の8区・竹下和輝(右)からタスキを受け取る9区・野村峻哉=横浜市戸塚区(撮影・矢島康弘)【拡大】
【10区】(23.0キロ)
1.5キロ 法大・東福龍太郎(2年)と中学大・村上優輝(4年)が競り合いながら前を追う。9区と同じ展開になるか。
5.5キロ 順大・作田直也(4年)が神大・中神恒也(4年)を抜き去り4位に浮上した。
6キロ 青学大・安藤が17分40秒で通過。2位東洋大との差は7分6秒差とさらに開く。
9.1キロ 8位の駒大・堀合大輔(2年)を9位の日体大・小野木俊(4年)と東海大・林竜之介(4年)が懸命に追う。
11.6キロ 8位の駒大・堀合に日体大・小野木と東海大・林が追いつく。シード圏内の3校の競り合いが始まる。
13.4キロ 青学大・安藤が通過。後続の東洋大、早大は遥か後ろを追走中。
14.8キロ 順大・作田が4位を守り、3位早大を追うが差は大きい。
15.2キロ 駒大・堀合、日体大・小野木、東海大・林の8位争いから堀合が脱落。
16.6キロ 青学大・安藤が50分38秒で通過。
17.4キロ 東洋大・小早川健(3年)が力走。首位の青学大までは遠いが、3位早大との差をしっかりと守る走りを見せる。
17.9キロ 7位の法大・東福に日体大・小野木が猛追。6位の中学大・村上までの差も縮める。
19.8キロ 駒大・堀合が東海大・林を抜き9位に浮上。元王者の駒大が意地の走りを見せる。
21.2キロ 青学大・安藤が中央通りに。沿道からは大歓声が送られる。
23.0キロ 安藤が何度もガッツポーズを見せながらゴールテープを切り青学大が11時間4分10秒で3年連続3度目の総合優勝を果たした。出雲、全日本と合わせた3冠も達成した。
2位には東洋大が2年連続で入った。箱根では9年連続で3位以内という安定感だ。3位には早大が入った。4位順大、5位には神大が入り12年ぶりのシード権を獲得した。
6位には大学史上初の3年連続となるシード権を獲得した中学大、7位日体大、8位には法大が入り4年ぶりのシードを獲得。9位駒大が入った。シード圏内最後の一枠の10位には東海大が入った。
以下、11位に帝京大、12位創価大、13位大東大、14位拓殖大、15位上武大、16位国学大、17位山学大、18位明大、19位日大、OP関東学生連合、20位国士舘大。11位以下のチームは来年の本大会出場に向けて予選会に回る。