ダイヤモンド富士 朝日が富士山山頂と重なる 山梨

ダイヤモンド富士 朝日が富士山山頂と重なる 山梨
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富士山の山頂から太陽が輝く「ダイヤモンド富士」を見ようと、山梨県富士河口湖町の観光施設に多くの人が集まり、美しい光景をカメラに収めました。
ダイヤモンド富士は、朝日や夕日が富士山の山頂に重なり、ダイヤモンドのように輝いて見える現象で、富士山の山梨県側のふもとでは、秋から冬にかけて見ることができます。

3日、山梨県富士河口湖町にある観光施設に全国からおよそ190人が集まり、富士山を望むことができる池の周りで日の出を待ちました。晴天に恵まれ、午前8時すぎになると、太陽が富士山の山頂付近に現れて「ダイヤモンド富士」が見られました。

「ダイヤモンド富士」は池の水面にも映り、訪れた人たちは、太陽が昇りきるまでのわずか2分ほどの美しい光景を撮影しようと、一斉にカメラのシャッターを押していました。

東京・世田谷区から訪れた50代の女性は「息を飲むような美しさで感動しました。ことしはよい年になりそうで、来てよかったです」と話していました。また、埼玉県から訪れた50代の男性は「ダイヤモンド富士は、撮影する場所によっていろんな表情が見られるので楽しいです。きょうはよい写真が撮れました」と話していました。