韓国環境省 日産2車種に販売停止 うその内容の書類提出
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韓国環境省は、日産自動車の2車種について、排ガスのデータをめぐって、うその内容の書類を作成して提出したとして、販売の停止と、およそ3億1000万円の課徴金の支払いを命じたうえで、検察に告発しました。
韓国環境省は2日、日産自動車の「インフィニティQ50」と、ディーゼルSUV=多目的スポーツ車「キャシュカイ」の販売にあたって、現地法人の韓国日産が、うその内容の書類を提出し、認証を受けたとして、認証を取り消し、販売停止を命じたと発表しました。
そのうえで、32億ウォン(およそ3億1000万円)の課徴金の支払いを命じるとともに、環境省にうその内容の書類を提出した疑いで検察に告発したことを明らかにしました。
これについて、韓国日産は別の車種の排ガスのデータを流用したことを認めていて、「環境省の発表内容を尊重し、要請があれば、検察の捜査に誠実に臨みます。今回の事態で、顧客やディーラーに被害がないよう最善の努力を尽くします」としています。
韓国日産は、去年5月にもキャシュカイがエンジンに韓国の排ガス規制に反する設定を行っていたとして、韓国環境省から販売停止やリコールなどを命じられていましたが、不正な設定はなかったとして、処分の取り消しを求める行政訴訟を起こしています。
そのうえで、32億ウォン(およそ3億1000万円)の課徴金の支払いを命じるとともに、環境省にうその内容の書類を提出した疑いで検察に告発したことを明らかにしました。
これについて、韓国日産は別の車種の排ガスのデータを流用したことを認めていて、「環境省の発表内容を尊重し、要請があれば、検察の捜査に誠実に臨みます。今回の事態で、顧客やディーラーに被害がないよう最善の努力を尽くします」としています。
韓国日産は、去年5月にもキャシュカイがエンジンに韓国の排ガス規制に反する設定を行っていたとして、韓国環境省から販売停止やリコールなどを命じられていましたが、不正な設定はなかったとして、処分の取り消しを求める行政訴訟を起こしています。