高病原性鳥インフルウイルス検出 9例目に
2017年01月02日 18:22 更新
先月、岩手県花巻市と盛岡市で、死んでいるのが見つかった野鳥から、確定検査で高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されました。
岩手県によりますと先月20日、花巻市幸田の三郎堤で死んでいるのが見つかったオオハクチョウと、先月22日に盛岡市の高松の池で死んでいるのが見つかったオオハクチョウなど、合わせて5羽の死がいを、北海道大学が検査したところ、H5N6亜型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出ました。花巻市で見つかった野鳥の死がいから、高病原性ウイルスが検出されたのは、これが初めてです。環境省は今後、花巻市に野鳥緊急調査チームを派遣し、現地調査を行う予定です。県内の野鳥から、高病原性鳥インフルエンザウイルスが見つかったのは、今回の5羽4例が加わり、合わせて9例目となります。