【ソウル聯合ニュース】現代自動車と傘下の起亜自動車は2日、昨年の販売台数が前年比1.7%減となる788万266台だったと発表した。
現代と起亜は2014年に800万5220台、15年に801万5745台を販売し、2年連続800万台を超えていたが、昨年は国内だけでなく海外でも振るわず、800万台を割り込んだ。
現代の昨年の国内販売は前年比7.8%減の65万8642台だった。起亜は同1.4%増の53万5000台。海外販売は現代が同1.2%減の420万1407台、起亜が同1.5%減の248万5217台だった。
現代自動車グループの鄭夢九(チョン・モング)会長はこの日行われた仕事始め式で、今年の世界販売目標を825万台に設定すると発表した。
一方、現代と起亜に韓国GM、双竜自動車、ルノーサムスン自動車を加えた韓国完成車メーカー5社による昨年の国内販売は前年比0.6%増の158万8572台、海外販売は同1.7%減の730万1958台となった。
販売台数が最も増えたのはルノーサムスンだった。中型セダン「SM6」が好調で、前年比12.3%増の25万7345台を記録した。
双竜も小型スポーツタイプ多目的車(SUV)「チボリ」がけん引し、同7.8%増となる15万5754台だった。
韓国GMは前年比4.0%減の59万7165台だった。国内販売(18万275台)は前年比13.8%増加したものの、海外販売(41万6890台)は同10.0%減少した。
昨年、韓国で最も販売台数が多かったのは現代の小型トラック「ポーター」(9万6950台)だった。現代の小型セダン「アバンテ」(9万3804台)、同じく現代の中型セダンの「ソナタ」(8万2203台)、起亜のスポーツ多目的車(SUV)「ソレント」(8万715台)などと続いた。