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【疑惑の濁流】
「菅直人を応援する会」事故損賠、山尾志桜里氏「ガソリンプリカ」…ザル法でやりたい放題のセンセイ
産経新聞社は11月24日、菅氏の事務所に対し、政治活動費からの支出理由などを質問した。その後何度も事務所側に質問に対する回答を促したが、12月末現在、菅氏側から回答はない。
浦野教授は「政治活動に関連するのかどうか。政治活動に関連するというのであれば、事故の内容がどういうものだったのかということによる。それをきちんと説明すべきだ」と話す。
1年間で地球2周分
「使途がブラックボックスになっている」。日大法学部の岩井奉信教授(政治学)がこう懸念するのが、ガソリンのプリペイドカード(プリカ)だ。プリカを支持者らに配布することもできるため、岩井教授は「プリカの使途も公表すべきだ」との考えを示す。
民進党の山尾志桜里前政調会長が支部長を務める「民主党(現民進党)愛知県第7区総支部」の収支報告書。支出先に「ガソリンプリカ入金」の文字が並ぶ。27年の1年間で計50回、2万~3万円のプリカを購入。計104万円分を計上していた。1日に2回、2万円のプリカを購入していた日も。5月21日~30日には、プリカ8万円分と、現金でガソリン2万円分を支出していた。10日間で10万円分のガソリンを購入したことになる。