世界の株式市場の大暴落第二弾がはじまる

世界の株式市場の大暴落第二弾がはじまる

2016年の大発会であった1月4日の取引日は、混沌とパニックに満ちていました。 それは、日経平均の582ポイントの下落、香港の587ポイントの下落がきっかけとなったアジアから始まりました。これは、年末まで、たまりにたまっていた空売りが、いっせいに放出された結果です。

そして、中国株式市場では、CSI300指数が7%下落、サーキット・ブレーカー(下げ過ぎて終日、取引の停止措置)が2度にわたって発動され、大引けまで取引が停止となりました。アジアだけでなく、NYダウも同様に暴落が止まりませんは、29日に株価を少し戻しました。しかし、すでにリセッション(恐慌)に入ったことは確定です。ドル円は、一時117円台まで円高に振れましたが、現在は121円まで戻しています。アメリカの利上げは、いまのところ裏目に出ているようです。

いずれにしても、バルチック海運指数は連日最安値を更新しています。 バルチック海運指数は景気の確かな先行指標ですから、世界のマーケットは今後、グローバルな景気後退に入ったと判断したということです。

年明け早々、一度目のサーキット・ブレーカーが発動されて、狼狽売りに間に合わなかった筋の売り圧力を温存したまま、1月5日には、中国人民銀行(中央銀行)が、国有銀行を通じ人民元買い介入を実施したのですが、7日に取引開始から、わずか30分で二度目のサーキット・ブレーカーが発動され、またまた終日の取引停止。そして、ヨーロッパの市場が開いても、その悪夢は続きました。

確実にグローバルな不況局面に入りました。これは認めなければなりません。では、この不況が続く間いったい何が起こるのでしょうか。米国と中国の経済に関する悪いデータに加えて、とてつもなく大きな問題となりそうなデータがあります。

例えば、韓国の輸出に関するデータは、世界経済を占う重要な先行指標と伝統的に考えられています。それは、韓国と言う国は、世界経済の「炭鉱のカナリア」と呼ばれているからです。

そのデータですが、去年12月は前年同期比で13.8%も減少していることが1月4日に分ったのです。これは、去年11月の4.8%減が響いたものの、経済学者が予想していた11.7%減よりさらに悪い結果となりました。

「たいしたことないさ。いずれ巻き返すはず」。大衆は、それを認めたくないのでしょう。しかし、世界規模の景気減速が、とっくに起こっていることを事実として認めないわけにはいかなくなったのです。

1月4日に今年最初の日の世界の株式市場に起こったことは、2015年にうちに蓄積された負のエネルギーが放出されたにすぎません。まず、「小噴火」というところでしょうか。これは、2016年に起こる深刻な経済的なトラブルが表面化することを暗示しています。2016年は、世界中に人々が、心に中にふつふつと抱いていた疑念や心配が、一気に大噴火する年なのです。

1月29日には世界の株式が一斉に上げました。NYダウは16,400ドルを超えたところから2月から暴落第二弾が起こりそうです。2月14日のバレンタインズ・デ―までにはかなり下げると思います。

アトラス株式会社 Webマーケティング事業部 人事部

When we strike, we strike hard.

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