イラクの首都で爆弾テロ35人死亡 ISの自爆攻撃か
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イラクの首都バグダッドのイスラム教シーア派の住民が多く暮らす地区で2日、爆弾テロがあり、少なくとも35人が死亡しました。過激派組織IS=イスラミックステートとつながりのあるメディアは、ISによる自爆攻撃だと伝えました。
イラクの首都バグダッドの北東部にあるイスラム教シーア派の住民が多く暮らすサドルシティーの道路の交差点で2日午前、車に仕掛けられた爆発物が爆発しました。警察によりますと、この爆発で少なくとも35人が死亡し、61人がけがをしたということです。
現地メディアによりますと、死亡した人の多くは仕事を求めて交差点に集まっていた日雇い労働者だったということです。爆発のあと、過激派組織ISとつながりのあるアマーク通信は、「シーア派の集まりに対し、爆弾を積んだ車で自爆攻撃が行われた」として、ISによる自爆攻撃だと伝えました。
イラクでは、シーア派が主導する政府軍がスンニ派のISの最大拠点、モスルの奪還作戦を進め、ISはシーア派の市民や兵士を狙った爆弾テロで対抗しています。バグダッドでは先月31日にも自爆テロで少なくとも28人が死亡したばかりでした。
現地メディアによりますと、死亡した人の多くは仕事を求めて交差点に集まっていた日雇い労働者だったということです。爆発のあと、過激派組織ISとつながりのあるアマーク通信は、「シーア派の集まりに対し、爆弾を積んだ車で自爆攻撃が行われた」として、ISによる自爆攻撃だと伝えました。
イラクでは、シーア派が主導する政府軍がスンニ派のISの最大拠点、モスルの奪還作戦を進め、ISはシーア派の市民や兵士を狙った爆弾テロで対抗しています。バグダッドでは先月31日にも自爆テロで少なくとも28人が死亡したばかりでした。