安倍総理のハワイ訪問に関するニュースでの、お詫びと訂正について

お詫び

 12月27日(火)早朝、News-iに「安倍首相、えひめ丸事故慰霊碑や米国立墓地訪問」を掲載した際、ハワイ州知事の発言の翻訳表記を、「真珠湾訪問を決めた安倍総理には刺激を受けます」とすべきところ、あやまって「真珠湾攻撃を決めた安倍総理には刺激を受けます」と表記してしまいました。お詫びして訂正致します。

以下に正しい原稿を再掲載します。

 アメリカ・ハワイに到着した安倍総理大臣は、真珠湾訪問を前に、太平洋戦争の戦没者らが眠る太平洋国立記念墓地やえひめ丸事故の慰霊碑を訪れています。

 日本人にも人気のアラモアナショッピングセンターからほど近い海岸沿いの公園には、2001年にアメリカの原子力潜水艦に衝突され沈没したえひめ丸の犠牲者を追悼する慰霊碑があります。
この場所を安倍総理が岸田外務大臣らと訪れ、亡くなった9人の犠牲者に黙とうを捧げました。

 また、これに先立ち、安倍総理は、第二次世界大戦の戦没者らおよそ3万人の兵士が眠る太平洋国立記念墓地を訪れ、犠牲者を慰霊しました。
ここは、真珠湾攻撃で亡くなったアメリカ兵士のほか、攻撃後、アメリカへの忠誠を誓うために日系人部隊に志願し、命を落とした日系兵士たちも眠っている場所です。

 当時、ハワイでは人口の3割以上が日系人で、本土と比べて数は少ないものの、地域のリーダー役が強制収容所に送られたりと、日系コミュニティーには大きな衝撃が広がりました。
日系3世のイゲ知事は、今回の安倍総理の真珠湾訪問についてこう話しています。

 「真珠湾訪問を決めた安倍首相には刺激を受けます。首相は、ハワイだけでなく、世界中の人々と分かち合いたいと願う適切な言葉を述べられるでしょう」(日系3世 ハワイ州 イゲ知事)

 真珠湾攻撃後、大きな苦難を乗り越えて来たハワイの日系人たちにとっても、今回の安倍総理の真珠湾訪問は大きな節目になりそうです。

注目キーワード(クリックして記事一覧へ)