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チベット活仏の目に映る新旧チベット (2)

 旧西蔵には最低限の病院すらなかった。健康や長寿など言うまでもない。昔の西蔵にはチャクポ・リのチベット医学院以外に病院はなかった。60年後、西蔵にはチベット医学、中国医学、西洋医学を結合した医療衛生ネットワークや「農村合作医療制度」があり、農牧民は良好な医療を保障されている。

 60年来、西蔵人の寿命は伸び続けた。現在、西蔵の各郷・鎮に衛生所が設置され、平均寿命は平和解放前の35歳から67歳へと伸びた。

 旧西蔵には最低限の道路すらなかった。建設など言うまでもない。最低限のエネルギー(電気)すらなかった。科学技術など言うまでもない。生産力の解放はなおさら言うまでもない。60年前の西蔵では輸送は家畜や人力頼みだった。照明もバターや松の油を使用するしかなく、電気は全くなかった。

 (今日の幸福な生活を深く心に感じ)現在、西蔵には道路、橋、鉄道、航空輸送を柱とする交通ネットワークが形成され、各県、郷、村に道路が通じている。大部分の地区に電気が通じ、各村にラジオやテレビの電波が通じている。農牧区の大衆はラジオやテレビを楽しむことができ、電話や携帯電話といった現代的な通信手段が普及し、大衆の物質・精神文化生活はどんどん豊かになっている。

 今では箱(テレビやラジオ)の中に世界を見ることができる。手の中(携帯電話や固定電話)で言葉を交わせる。本当なんだ!私の生まれ育ったナクチュの放牧地では昔はテントに住み、遊牧生活を送っていたが、今では定住生活を送っている。農牧区の立ち後れた社会状況から現在の社会主義新農村へと、大衆の生活は大きく様変わりした。
(編集NA)

 「人民網日本語版」2011年7月14日

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