北陸新幹線が開通して金沢へ行きやすくなりました。
北陸は海や山の美味しい食がいっぱい!
今回はお気に入りの佃煮屋さんのご紹介です。
佃の佃煮(つくだのつくだに)
「佃煮はどこも似た感じ。
多少の味付けに違いがあるくらいでしょう。」
「お酒のお供だとしてもワインに合わないし。」
・・・そう思っていました。
この佃煮に出会うまでは!
鮴(ごり)の佃煮です。
「ごり」ってなぁに?
魚の名前?と思いながら口に運んでみたら、びっくり!
初めての食感の優しい味。とっても美味しかったんです。
鮴(ごり)の佃煮
「鮴(ごり)」とは魚の名前ではなくハゼ科の淡水魚なんですって。
お正月の田作りで使う魚より少し小さいと思います。
お店の人に聞いたところ、採れる時期も限られているそうですよ。
食べてみると1つ1つ存在感があります。
表面は少し硬いのに噛むとふんわり。
中まで佃煮の味がしみこんでいます。
石川県以外の方に鮴はあまりなじみがないかもしれませんが、無理矢理押し通す「ごり押し」という言葉の由来はこの小魚です。
水中の石の下に隠れている鮴を、砂石を動かし追い出すように獲ったことから「ごり押し」。(中略)
明治時代の金沢の繁華街を写した写真を見ると、大きく「鮴」と看板を掲げた佃煮店があり、当時から金沢といえば鮴でした。
引用:佃の佃煮/伝統の金沢佃煮
「ごり押し」の由来がある魚でした。
金沢で生まれ育った人に、佃煮屋さんをいくつか紹介してもらいました。
3か所ほど教えてもらって食べ比べ。
中でも佃の佃煮が本当に美味しい!
まだ出会えていない美味しいお店もあると思います。
なので、完全な私の好みです。
美味しさのわけをさぐってみました。
1950年から無添加一筋
化学調味料、保存料、着色料を使わずに作られていました。
魚を骨までふっくら仕上げる為に炭火を使う。
大きめの魚は火力を強く、小さ目の魚は火力を弱く、火加減にも技。
感動の味には職人のこだわりがありました。
鮴(ごり)だけじゃなく。
他の佃煮も絶品なんです~!!!。
この艶!美味しそうでしょう?
金沢の陶器といえば「九谷焼」
数年前に、金沢のひがし茶屋街近くで九谷焼のお皿を買いました。
特別な時だけ登場するお皿です。
佃煮と合います。
あぁ~幸せ。
お正月にこの佃煮を食べるのを楽しみにしていたんですよ。
佃の佃煮・食べて欲しい佃煮
沢山あるんですけど、ぐっとこらえて4つに絞りました。
どれも素材の味が生かされた美味しさです。
・極上ごり
まずはこれ。
金沢の佃煮といえば「ごり」です。
国産の天然原料で、昔ながらの職人技で炊き上げた極上ごり。
ちりめんの旨味と山椒の香りが絶妙!
炊き立ての白いご飯、おにぎりに。
・魚の花
くるみ、ぎんぽ白魚、ごまの佃煮。
洋くるみがとってもマッチした組み合わせ。
・磯くるみ
くるみ、ぎんぽ白魚、川海老、ごまの佃煮。
上品な甘さが後をひきます~
いちばんのおすすめは炊き立ての白飯と一緒に。
その他、日本酒やワインなどのお酒のお供、お茶漬けに。
サラダに混ぜたりクラッカーにのせたりと色々とアレンジができますよ。
贈る人に合わせて選べる
小分けになっていたり、少ない種類でたっぷり入っていたり。
色々なパターンがありますよ。
私がお土産にして喜ばれている組み合わせは以下2つです。
金沢駅の中やWebで手に入ります
店頭で色々見て選ぶのがいちばん。
石川県金沢駅の「あんと」の奥にあります。
石川県以外にもお店がありますよ。(公式サイトより)
公式サイトはこちら
佃の佃煮の在庫や詳細はこちら
最後に
今日は1月2日。
田作りを召し上がってる方もいらっしゃるでしょうね。
田作りは、小魚を田畑に肥料として撒いたことから名付けられたそうですね。
そこで大好きな小魚「ごり」を中心に記事にしました。
五穀豊穣で実り豊かな1年になりますように。
美味しい佃煮のご紹介でした。
読んでくださってありがとう~。
ではまた (╭ರᴥ•́)☆