蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【サッカー】岡崎レスター0−5 敵地でポルトに歴史的大敗2016年12月9日 紙面から ◇欧州CL【ポルト(ポルトガル)原田公樹】欧州チャンピオンズリーグ(CL)は7日、1次リーグ最終戦の8試合を行い、すでにG組で首位突破を決めていたFW岡崎慎司(30)のレスター(イングランド)は敵地でポルト(ポルトガル)に0−5という歴史的な大敗を喫した。岡崎はフル出場した。ポルトは2位で16強入りを決めた。 H組は清武弘嗣のセビリア(スペイン)がアウェーでリヨン(フランス)と0−0で引き分け、勝ち点11とし、2位で7季ぶりの決勝トーナメント(T)進出を確定。清武は出場機会はなかった。 F組はすでに1次リーグ突破を決めていた香川真司のドルトムント(ドイツ)が、敵地で昨季王者のレアル・マドリード(スペイン)と2−2で引き分け、勝ち点を14に伸ばして首位を確定。香川はベンチ入りしなかった。 これで16強が出そろった。決勝T1回戦の組み合わせ抽選は12日にスイス・ニヨンで行う。 試合後、岡崎らレスターの選手たちはうつむき、悔しさをあらわにした。すでに首位突破を決め、この日は控え中心のメンバーだったとはいえ、0−5は受け入れがたい。欧州CL史上、イングランドのクラブとして5点差の敗北は、2009〜10年にエバートンがベンフィカに0−5で敗れたワースト記録に並ぶ。ラニエリ監督は「今日は違ったサッカーを見せたかったが、十分ではなかった」とだけ語った。 勝たなければ3位になって欧州リーグへ回る可能性があったポルトは、立ち上がりから士気が高かった。一方のレスターは引いて守ってカウンターという作戦。だが、中盤の守備が甘く、開始6分に失点。その後も次々とゴールを破られた。岡崎は「今日の作戦はポルトとの相性が悪かった。もっと前から(プレスをかけに)行ったほうがいい」と振り返った。 レスターの欧州CLの戦いは続く。岡崎は「今日のことは忘れることが大事」と断言。決勝T1回戦では、レアル・マドリードやバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)、パリ・サンジェルマン(フランス)ら強豪と対戦する可能性がある。岡崎は「(強豪との対戦は)まだいいっす。微妙なところが来れば…。もうひとつ勝ちたい」と勝てる可能性が高い相手との対戦を望んだ。 PR情報
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