蹴球探訪
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【プロ野球】アストロズ青木が2大会ぶりWBC チームリーダー兼スコアラー2016年12月22日 紙面から
待望の現役メジャーリーガー参戦だ。日本野球機構(NPB)は21日、来年3月に開催されるWBCの日本代表として米大リーグ・アストロズの青木宣親外野手(34)が出場することを発表。都内で会見した青木は「チームリーダー兼スコアラー」として世界一に導く決意を示した。 ヤクルト時代の06年と09年には世界一に貢献。海を渡り、再び日の丸を背負う。小久保監督からは特命も受けた。「気づいたことがあれば後輩に助言してほしい」。現役日本人メジャーの参戦は2大会ぶり。求められる役割は、09年のイチローのようなリーダーシップと世界経験だ。 メジャーで5年を過ごした青木には、もう一つの武器がある。「ア・リーグにもナ・リーグにも同じぐらい在籍した。選手のことは知っている。助言はできる」。青木が持つ生のデータは侍ジャパンにとって最高の情報になる。 代表メンバーも大幅に若返った。特に関心を示すのが大谷だ。「前例のない選手。プレーできるのは楽しみ」。メジャー移籍を熱望する日本の至宝から助言を求められる機会があれば、「惜しみなく何でも話す」と背中を押す考えだ。 来季は移籍1年目の青木にとっても、WBC参戦で春季キャンプを抜けることはリスクも伴う。それでも「それよりも日本代表として(WBCに)出ることの方が勝った」と力を込めた。世界一奪回を狙う小久保ジャパンにとって、強力な追い風になることは間違いない。 (井上学) ◆日本代表・小久保裕紀監督「日本の野球界の力になれるのであれば喜んで出場します、と言ってくれた青木選手の思いを大変うれしく、心強く感じています。チームにとって大きな力になることは間違いありません。中心選手として世界一奪還へ導いてほしいと期待しています」 PR情報 |