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管理者:mogmog
魔法のピコピコハンマー - あーるゆー
2016/12/15 (Thu) 22:57:57
魔法のピコピコハンマーが好評なようなので単独でスレを立ててみます。
第一話をちょこっと加筆しました。
魔法のピコピコハンマー その1 - あーるゆー
2016/12/15 (Thu) 22:59:52
ある日、僕が高校から帰ると家の前に段ボール箱が置いてあって
「これをあなたに差し上げます」
と書いた紙が貼ってあった。怪しい気がしたけど段ボール箱を家の中に運んで開けると
中には叩く部分の片方が赤、もう片方が青で柄の部分が黄色のピコピコハンマーが入っていた。
「なんだ、これ」
一緒に取扱い説明書と書いてある紙が入っていたので読んでみた。
・これは年齢を操作できる魔法のピコピコハンマーである。
・赤い部分で叩くと叩かれた人間は若返る。
・青い部分で叩くと叩かれた人間は成長する。
・柄の部分で叩くと叩かれた人間は元の姿に戻る。
・どのぐらい若返る(成長する)かは叩いた強さによって変わる。
・自分で自分を叩いても効果はない。
年齢を操作するピコピコハンマー?非現実的だ。試してみたいけど自分で自分を叩いても効果はないらしい。
そう思っているとピンポーンと家の呼び鈴が鳴った。
出てみると
「お兄ちゃん、遊ぼ!」
玄関先に美緒ちゃんが立っていた。隣の家に住んでいる小学3年の女の子だ。
小さい頃から家族ぐるみの付き合いをしていてお互いきょうだいがいないこともあって実の兄妹みたいに仲がいい。この子で試してみよう。
「入って」
「お邪魔しまーす。」
美緒ちゃんは自分のお気に入りの場所リビングのソファーに座った。
「ちょっとおもしろいことがあるんだけど試してみていいかな?」
「え、なになに!」
期待のまなざしを向ける美緒ちゃんの頭をピコピコハンマーの青い方で叩いた。
ピコン!
「痛っ!いきなり何するの~!」
美緒ちゃんの体が背が伸びてきた。平らだったおっぱいも膨らんでいき、存在を主張しはじめる。
丸っこくて幼い顔つきもほっそりとした大人の顔つきになっていった。
「あっ…んんっ…」
美緒ちゃんは色っぽい声をあげる。服は上下ともピチピチになってしまっている。
僕と同じ高校生ぐらいの美少女になったところで美緒ちゃんの変化が止まった。
「わ、私どうなっちゃったの!?」
美緒ちゃんはしばらくきょろきょろしていたが、母さんが使っている鏡に映った自分の姿を見て
「私、大人になっちゃった!」
驚愕の声を上げた。
「このピコピコハンマーの青い方で叩くと大人になっちゃうんだよ。」
「すごいね!でも服がきついよ~」
美緒ちゃんの着ていた服は今にも破れそうだった。
「母さんの服着る?」
「うん」
僕は美緒ちゃんの着替えの手伝いをした。白すぎず、黒すぎない健康的な素肌、たわわに実ったおっぱい、くっきりくびれた腰、しなやかな太ももなど
色々"見てしまった"が、精神年齢は子供のままのせいか、見られても恥ずかしくなさそうだった。
着替えが終わって母さんの鏡に自分を映して見回している。その姿がとてもかわいい。
母親の服だから地味目な服だけどとても似合っている。
「ふふ~女子高生になっちゃった!お兄ちゃんありがとうね」
僕はいいことを思いついた。
「ねぇ、美緒ちゃん。僕をピコピコハンマーの赤い方で叩いて」
「うん、いいよ」
「あんまり強く叩かないでね」
美緒ちゃんは僕の頭にピコピコハンマーを振り下ろした。
ピコン!
「か、体が熱い…」
僕の目線がだんだん下がっている。腕や脚は縮んで服の中に入ってしまう。
変化が止まったところで僕は鏡を見た。そこには成長させる前の美緒ちゃんと同じくらいの小学生の男の子が映し出されていた。
美緒ちゃんは僕に近づいてきた
「うわあ、お兄ちゃんが小さくなっちゃった!」
「うん、さっきのピコピコハンマーの赤い方で叩かれると若返っちゃうんだ。って、あ…」
僕は自分の声が声変わりする前の高い声になっていることに驚いた。
「ふふっ!お兄ちゃん、声もかわいくなっちゃった!本当にかわいすぎだよ~」
そう言うと美緒ちゃんは僕に抱き着いた。
「く、苦しいよ~」
美緒ちゃんは前から抱き着いたりしてきたが、体が大人になって力の加減がわからないらしく苦しい。
「お姉ちゃん、止めて!」
僕は思わず美緒ちゃんを「お姉ちゃん」と呼んでしまった。美緒ちゃんはちょっと驚いた様子で
「あ、ごめんなさい…今の私はお姉ちゃんなんだね!じゃあお兄ちゃんのことは智也くんって呼ぶね!」
「うん、いいよ」
僕たちの関係は逆転してしまった。
「智也君に何かお姉ちゃんっぽいことがしてあげたいなー」
美緒ちゃんは考え込んでいる。
「そうだ、マッサージしてあげる。いつもお父さんやお母さんにやってあげてるから上手なんだよ~。うつ伏せになって」
「うん、お願い。」
僕は床にうつ伏せになった。
「よいしょ、よいしょ」
美緒ちゃんは僕の肩や腰を揉んでくれた。腕力が上がったおかげか、ちょうど気持ちいい感じだ。
「気持ちいい?」
「うん、とっても」
「ふふふ~じゃあ次はくすっぐっちゃうよ!こちょこちょ~」
美緒ちゃんは僕の脇腹をくすぐりだした。
「や、やめてよ、お姉ちゃん。くすぐったいよ~。ふふふあははははは!」
「本当に智也君ってかわいいな~」
マッサージで気持ちよくなったからか、くすぐられて笑い疲れたからか、僕は急に睡魔に襲われた。
「ふああ~」
それを見たお姉ちゃんが
「智也くん眠いの?私が膝枕してあげる。こっちへ来て」
と言ってくれた。
「うん」
お姉ちゃんの膝の上に頭を乗せた。
膝の上からお姉ちゃんを見上げると大きく膨らんだ胸とお姉ちゃんの優しい笑顔が見えた。
「おやすみ、お姉ちゃん」
「おやすみなさい、智也くん」
僕は眠ってしまった。

しばらくして僕は起きた。膝枕をしているお姉ちゃんもソファーで眠ってしまっている。
時計を見ると夕方5時半になっている。
「お姉ちゃん起きて!お母さん帰ってきちゃう!」
僕は美緒ちゃんを揺すって起こした。
「う、うーん。ずいぶん寝ちゃったわ。私もそろそろ帰らなきゃ!」
「じゃあ元に戻すね」
「どうやって?」
僕はピコピコハンマーの柄の部分で美緒ちゃんを叩いた。
コツン!
「あ、あれ…体がポカポカするよ……」
さっき成長したのとは逆回しみたいに美緒ちゃんの体が縮んでいく。
大きく膨らんだ胸は風船の空気が抜けるように小さくなって、母さんの服がダボダボになってしまった。
背が縮んで少しほっそりとした顔は丸っこく幼い顔つきに戻ってしまった。
「元に戻っちゃった。今の私、智也くんと同じぐらいだね」
小さくなった美緒ちゃんはなんだかうれしそうだ。
「僕も元に戻して。ハンマーの持つところで叩くと元に戻るから」
「小さい智也くんももっと見ていたいけど、わかった!」
美緒ちゃんは余った袖から手を出してピコピコハンマーの柄の部分で僕の頭を叩いた。
コツン!
「また、体が熱く…」
僕もさっきとは逆に目線が上がっていく。腕や脚がダボダボになった袖から顔を出した。
僕も元の姿に戻れたようだ。
「お兄ちゃんは元の姿もかっこよくていいな」
美緒ちゃんは僕を見上げて言った。
僕はまた美緒ちゃんの着替えを手伝ってあげた。
「このピコピコハンマーのことは他の人には内緒だよ」
「うん、わかった。またこれで遊ぼうね、お兄ちゃん」
そう言うと美緒ちゃんは自分の家に帰った。
魔法のピコピコハンマーは本物だった。今度は誰で試そうかな…
Re: 魔法のピコピコハンマー - 若丸
2016/12/15 (Thu) 23:51:43
まさかの中or長編化!?ですごく楽しみです。
収拾つかなくなるのを避けるために立場や知能の変化機能を付けなかったそうですが、そうすることによる縛りプレイ的な面白さもあると思います。
具体的には、周りの人間に対し、どれだけ自分なりに工夫して変化後の肉体年齢らしい振る舞いができるかという点ですね。
また、後に美緒とすることになる「実験」の詳細はやはり気になりますね。
Re: 魔法のピコピコハンマー - ケン
2016/12/16 (Fri) 01:48:45
この2人の関係性がまた良いですよね(*‘∀‘)
加筆されてる部分もまた良い雰囲気でした。美緒ちゃんには高校生以上に成長してもらいたいですね!

またやろうと思えば幼稚園児くらいの状態で警戒されずに近づいて、30歳くらいの母親を0歳児に、0歳児の娘を20代後半くらいにして逆転させることも可能なんでしょうね。

2話で登場する母親との関係性もあり、今後どうなるのか気になりますね。

主人公が赤ん坊に美緒が母親みたいになったりしたり、主人公と美緒が夫婦で母親が子供になったり、父親が帰ってきたらこの生活が続けられなくなるので仕事のない週末だけ主人公と美緒が夫婦になって、母親が幼児、父親は0歳児になってその間は記憶があいまいになって口出しできないとか・・・・
Re: 魔法のピコピコハンマー - あーるゆー
2016/12/17 (Sat) 00:02:41
>若丸さん
ご感想ありがとうございます。
マイシスターの時は自身と周囲の認識も着ていた服も変化するという設定だったので
楽に書けてたんですけど、この話の場合はそうはいかないので難しいです。

>ケンさん
ご感想ありがとうございます。
自分が子供になって周りの人を年齢操作するのは楽しそうですね。
美緒の母親化というか家族関係の変化はすごく書いてみたいです。
父親をどうするかはまだ考え中です。
Re: 魔法のピコピコハンマー - ケン
2016/12/17 (Sat) 00:28:08
あーるゆーさん

母親は主人公の事をお兄ちゃんとして甘えたくなったりしていたので変化に対しては柔軟に対応して楽しむタイプだと感じたので、美緒が母親になることについても抵抗はあまりなさそうな気がしますね。
あとは父親を巻き込んで家族全員同意を得た状態(もしくは父親は反対したので2度たたかれて強制的に赤ちゃんされるなど)で新しい家族関係を楽しむってのもいいかな(*‘∀‘)

どういう展開に進んでいくのか楽しみですね
魔法のピコピコハンマーその2 - あーるゆー
2016/12/17 (Sat) 22:57:32
僕は人間の年齢を操作するピコピコハンマーを手に入れた。
説明書もよく読んだがまだ色々な人に使ってみるのは怖い。
また美緒ちゃんとピコピコハンマーの実験をすることにして、美緒ちゃんを呼び出した。
「お兄ちゃん、今日もピコピコハンマーで遊ぶの?」
「うん、色々試してみようと思って」
僕は美緒ちゃんにピコピコハンマーを渡した。
「僕を青い方で思いっきり叩いて。説明書には1回で最高30歳しか変化しないって書いてあるけど本当かどうか確かめたいから」
ピコピコハンマーの説明書には1回で最大30歳前後しか変化しない(0歳未満にはならない)と書いてあったが、試してみたかった。
「それでも30歳変化するってことはお兄ちゃんは17歳足す30歳で47歳になっちゃうの!?お兄ちゃんがおじさんになるのは嫌!やるなら私で試して」
美緒ちゃんはいつになく真剣だ。
「お婆ちゃんになっちゃうかもしれないんだよ」
「そうなったらお兄ちゃんがすぐに元に戻してね」
美緒ちゃんはニッコリ微笑むと僕にピコピコハンマーを返した。
「じゃあ行くよ」
「あ、その前に服着替えるね。お母さんの服持って来たんだ。体が大きくなるとやぶけちゃったりするから」
美緒ちゃんはだぼだぼの服に着替えた。
「じゃあ、お願い」
僕は覚悟を決めて美緒ちゃんに思いっきりハンマーを振り下ろした。
ピコーーーーーン!!!
「痛っ!体が熱い!」
この前のように美緒ちゃんの体が大きくなっていく。
背はぐんぐん伸びていき、胸は大きく膨らんで手足がワンピースから飛び出た。
女子高生の姿よりさらに成長しておっぱいもさらに大きく、体型がグラマラスになった。
「あ…あ…」
しかし30歳すぎから肌の張りや髪のつやが失われ、おっぱいも重力に負けて少し下がって、体も少し肉付きがよくなった。
「はあ、はあ。わ、私おばさんになっちゃったみたい…」
美緒ちゃんは自分の体を鏡で見まわしたり、余分な肉がついてしまった体を触っている。
アラフォーの美緒ちゃんは年を取ってしまったもののとても色気を感じる。
「これが30年後の私か~ちょっと嫌だな」
「ちょっと元に戻そうか」
「お願い」
僕は赤い方で少し力を入れて美緒ちゃんを叩いた。
ピコン!
「はう!」
さっきとは逆回しのように肌の張りや髪につやが戻っていき、おっぱいも持ち上がって、体も余分な肉が取れた。
美緒ちゃんは20代半ばぐらいまで若返った。女子高生にした時より色気があってそれでいて若々しい。完璧だ。
「こ、これが私なの!?とっても美人になっちゃった」
美緒ちゃんはまた鏡で自分の体を見ながら満足そうな顔をしている。
「じゃあ、美緒ちゃん。実験に付き合ってくれたお礼に僕を好きな姿に変えていいよ」
僕はピコピコハンマーを美緒ちゃんに渡した。若返らせる方の上限は他の人で試そう。
「じゃあ、ちっちゃくなっちゃえ~」
美緒ちゃんは赤い方で僕の頭を強めに叩いた。
ピコーン!
「うぅ…結構強めに叩いたね。」
僕の目線がどんどん下がっていく。鏡を見ると僕の体がどんどん小さくなっているのがわかる。
「あ…どんどんちいさくなっちゃうよ…」
僕の体が服に埋もれていく。前に小学生になったときよりさらに体が小さくなった。
僕は鏡で自分の姿を確認した。幼稚園児ぐらいの姿になってしまった。
「お兄ちゃん、前よりもっと小さくなっちゃったね~かわいい~」
美緒ちゃんは僕を抱きしめた。
「うわあ~おねえちゃん~やめてよ~」
声変わり前どころか舌足らずでうまくしゃべれない自分にびっくりした。
「あらあら、しゃべり方まで小さい子みたいね」
「うぅ~」
美緒ちゃんはずっとニコニコしている。
「この年の差なら親子みたいだね。今日は私のことはお姉ちゃんじゃなくてお母さんって呼んでね」
「う、うん。お母さん」
返事と同時に僕のお腹の音がくぅ~と鳴ってしまった。
「智也、お腹空いたの?いい時間だし、おやつにしましょうか」
「ほんとのお母さんがれいぞうこのシュークリーム食べていいって言ってたよ」
「もってきてあげるね」
美緒ちゃんは冷蔵庫からシュークリームを持ってきてくれた。
体が小さくなってワンピースのようになったTシャツを着てよちよち歩ぎながらソファーに座ってシュークリームを食べた。
いつもよりシュークリームが大きく感じるし、口は小さくなってて食べるのがなかなか難しい。
「もぐもぐ」
美緒ちゃんは僕がシュークリームをほおばる姿をじーっと見つめている。
僕はなんとかシュークリームを食べ終わった。
「ごちそうさまでした」
「もう、クリームが口の周りに付いちゃってるよ。お母さんが拭いてあげる」
美緒ちゃんはティッシュで口の周りを拭いてくれた。
「ありがと、お母さん」
「どういたしまして」
美緒ちゃんは時計を見て
「そろそろ帰らないと。元に戻して」
そう言うと僕にピコピコハンマーを渡した。
ハンマーを使うときは頭を叩かなきゃいけないという決まりはないはずだけど、しゃがんで僕に目線を合わせてくれた。
「よいしょ」
僕は小さな手を使ってピコピコハンマーの柄の部分で美緒ちゃんを叩いた。
コツン!
「あぁ…また体がポカポカしてきちゃった…」
また美緒ちゃんの背が縮んで、かなり大きくなったおっぱいも急速にしぼんでいく。
色っぽい顔つきも元の子供らしいかわいい顔つきに戻って、手足も服の中に隠れてしまい。美緒ちゃんは元の姿に戻った。
「元に戻れてよかった。ふふっ、まだ私の方がお姉ちゃんだね」
美緒ちゃんはニコニコしている。
「ぼくももとにもどして」
「うん」
美緒ちゃんは僕をピコピコハンマーの柄の部分で僕を叩いた。
コツン!
「うう…体が熱い…」
僕の目線がどんどん上がっていく。Tシャツの袖から腕が出た。
僕も元の姿に戻れた。
「お兄ちゃんも元に戻ったね。」
「うん」
僕たちは服を着替えた。
「美緒ちゃん、とてもお母さんみたいだったよ。幼稚園か保育園の先生に向いてるんじゃないかな」
「じゃあ、わたし、お兄ちゃんのお嫁さん兼先生を目指そうかなー」
美緒ちゃんは満面の笑みを浮かべた。あんなに美人になる女の子なら大歓迎だ。
「私、帰るね。また遊ぼうね、お兄ちゃん」
「気を付けて帰ってね」
美緒ちゃんは自分の家に帰った。
それにしても大人になった美緒ちゃんはとても綺麗だった。
若返る方の上限は…あの人で試してみよう。
Re: 魔法のピコピコハンマー - ケン
2016/12/17 (Sat) 23:54:02
あーるゆーさん

てっきり以前の2話がそのまま掲載されて美緒との実験が回想として3話目にくるとばかり思っていたので、いきなり新作を見れて嬉しいです(*´ω`)

個人的な好みの範囲ですが【お母さん】じゃなくて【ママ】と呼ぶようにさせていたらより幼い子が母親を呼ぶ言い方になるのでさらに逆転のシチュとしては興奮するかなと思いました。

あと若返りの上限ですが、【使用者】が男と女で上限が変わるという機能があったら良いなと思います。

例えば主人公がピコピコハンマーを使用して両親を何度たたいても0歳児以下にはならないけど、美緒がピコピコハンマーを使った場合、リミッターが解除されて相手は0歳児を下回って【使用者】である美緒のお腹の中に入ってしまうとか・・・・お腹の上からたたいて小さくしたり大きくしたりなんてシチュも興奮しちゃいますね( ゚Д゚)

まぁ要するに女性限定で発動する裏機能みたいな扱いでしょうかね。

それにしても今回のラストで美緒ちゃんが主人公のお嫁さんになる宣言してるので、今後夫婦になるフラグも立ててるようで楽しみです(/・ω・)/
Re: 魔法のピコピコハンマー - 若丸
2016/12/18 (Sun) 00:47:19
私もこんな早くに実験エピソードを書いてくれるとは思いませんでした(笑)
もう2回目の立場変換なのに、あっさりしていて2人とも照れが入ってる感じですねー。これからヒートアップしていくのでしょうか。
描写されなかった以上気にするべきではないと分かっていつつ、元に戻った智也の下半身ガードを心配してしまいました(笑)
実験が終わった上に次のターゲットも分かっているので、後気になることと言えば、やはりハンマーの出自ですかね。
Re: 魔法のピコピコハンマー - ケン
2016/12/18 (Sun) 11:10:41
他にも【身分証明書】を本人が所持した状態で年齢を変えると一緒に変化するとか・・・

今だとマイナンバーとかあるけどそれだと味気ないので、大人だと免許証、大学生~小学生までは学生証、幼稚園だと名札、赤ちゃん~胎児だと母子手帳みたいに変わってしまうってのも興奮しちゃいます。

もしくはピコピコハンマーにスイッチが隠されていてそれを押した状態で使うと環境も変わるとか・・・
Re: 魔法のピコピコハンマー - あーるゆー
2016/12/18 (Sun) 23:39:43
ご感想ありがとうございます。

>ケンさん
ケンさんのレスはいつも参考になります(*^◯^*)
自分が現実で母に「恥ずかしいからママって呼ばないで」と言われていたのでここでもお母さんと書いていましたが、
創作なんだから「ママ」でいいですよね(笑)幼児の感じが出ていいですし。
うまく書けそうならピコピコハンマーをアップデートして機能を増やす展開もやってみたいですね。

>若丸さん
書けそうだったので実験編先に書きました。
智也が元に戻った時、確かに下半身丸出しですね(笑)自分で書いてる時も気付いたんですけどさらっと流してしまいました。
魔法のピコピコハンマー その3 - あーるゆー
2016/12/20 (Tue) 23:34:01
「ただいまー」
「おかえりなさい」
高校から帰ってきた僕を笑顔で迎えてくれた小学校高学年ぐらいの少女は僕の母親である。
魔法のピコピコハンマーで若返らせてしまったのだ。

数日前のこと。
「ねえ、お母さん。お母さんは若返りたいと思う?」
僕が問いかけると母さんは戸惑った表情で
「え、そりゃ若くなれるなら若くなりたいと思うけど」
と答えた。それを聞いた僕は魔法のピコピコハンマーを思いっきり振り下ろした。
ピコーン!!!
「痛い!びっくりするじゃない!」
そう叫んだ母さんの体が変わっていく。
肌がきめ細やかになりロングヘアの髪の毛が艶を取り戻していく。
少し垂れていた胸が重力に逆らって持ち上がった。
「ああああぁ…んんんんん!!!!!!」
20代前半の姿まで戻った母さんが今度は小さくなった。
顔つきは幼く、大きく膨らんだ胸は急速にしぼんでいく。背もどんどん低くなっていく。
「はあ…はあ…」
母さんは服に体が隠れてしまうぐらいの小学校高学年ぐらいに若返ってしまった。
この前の実験で1回で30歳前後しか変化しないことはわかっていたから4○歳の母さんを思いっきり叩けば10代前半になるのは計算通りだ。
10代前半にしたのは家事に支障がでない程度に若返らせたかったから。父さんは単身赴任中で不在だ。

「帰ってきたばかりで悪いんだけど一緒に買い物についてきて欲しいの」
母さんは上目づかいで僕を見てくる。
「いいよ」
「ありがとう。この姿だと昼間に外出ると『学校はどうしたの?』って聞かれると思うし、重い物を持つのが大変だから」
「荷物は持ってあげるよ」
僕がそう答えると母さんは頬を膨らませて
「っていうか、女子高生とか20代前半ぐらいにしてくれればいいのに!」
と言った。
「だって、小学生ぐらいの方がかわいいじゃない」
僕は悪びれずに答えた。
「もー!お父さんが単身赴任から帰ってきたから元に戻してね!」
「父さんと母さんは幼馴染なんだから若返った母さんだってわかってもらえるよ」
「はぁー」
母さんはため息をついた。
「何を言っても無駄みたいね。買い物へ行こう…兄さん」
母さんは恥ずかしそうに僕のことを兄さんと呼んだ。
「なんで兄さんって呼ぶの?」
母さんはちょっと顔を赤らめながら
「だって、子供の頃、お兄ちゃんが欲しかったんだもん。でもお兄ちゃんじゃ子供っぽいから兄さんって呼んだの」
とつぶやいた。そんなことを思ってたなんて母さんがとてもかわいく思えた。
「じゃあ行こうか、優子ちゃん」
僕は母さんを下の名前で呼んだ。
「うん!今日は兄さんの好きなハンバーグにするね!」
母さんは機嫌がよさそうに玄関から外へ飛び出した。

僕達は近所のスーパーで買い物した。
「お肉だけはお肉屋さんで買う方がおまけしてくれて安いのよ」
母さんは元(?)主婦の知恵を披露した。
肉屋さんのお婆さんは母さんが子供のころから付き合いらしい。ただ今の母さんは子供に若返っているのだが。
「お婆ちゃん、ハンバーグ用にひき肉ください」
「あら、お嬢ちゃん。いつも来てくれてありがとう。ひき肉だね」
お婆さんはひき肉を包んでくれた。
「お嬢ちゃんはいつも来てくれるからおまけしておくよ」
「ありがとうございます!」
本当におまけしてもらったようだ。母さんがお金を払った後、お婆さんが母さんをじっくり見て言った。
「それにしても小さい頃の優子ちゃんそっくりだねぇ」
「し、親戚だからそっくりなんですよ。よく言われます~」
母さんは苦笑してごまかしている。親戚ということにしているようだ。そっくりって同一人物だろ。
肉屋さんに美緒ちゃんと同じ位の年の少女がやってきた。
「お婆さん、エビフライをたくさんください!」
女の子は元気よく注文した。
「舞ちゃんは本当にエビフライが好きだねぇ」
「うん、今日はお兄ちゃんが来るからエビフライパーティするんだ!」
舞ちゃんと呼ばれた女の子はとても嬉しそうだ。
「じゃあ、私たちは行きますね」
「またおいで」
僕達は肉屋を後にした。
「さっきの子可愛かったね」
僕は母さんに言うと
「お兄ちゃんが来るからエビフライたくさん買うって言ってたね。お兄ちゃん想いのいい子みたいだね」
母さんはニコニコしだした。
「私達も仲良くしましょう、兄さん。おいしいハンバーグたくさん作ってあげるね」
「うん、優子ちゃんのハンバーグとってもおいしいから楽しみだよ」
僕は母さんの小さな手をとって一緒に家に帰った。
Re: 魔法のピコピコハンマー - 若丸
2016/12/21 (Wed) 14:56:29
リメイク回でまさかの新キャラ登場でびっくりしました。
といっても美緒とキャラが被って動かし辛そうだから、あくまで話の展開上出しただけですかね。
その辺の答えが分かる時が楽しみです。
Re: 魔法のピコピコハンマー - あーるゆー
2016/12/21 (Wed) 22:47:51
>若丸さん
ご感想ありがとうございます。
舞は昔に書いた幼グレットの登場人物です。せっかくなのでゲスト出演させました。
相変わらず幼女化してるし、エビフライが好きなようです。
期待させて申し訳ないのですが本筋には絡まないです。
次から新しいところ入るんで書くのに時間かかりそうです。
Re: 魔法のピコピコハンマー - 若丸
2016/12/23 (Fri) 05:21:50
え…あ、あの舞ですか?
素で気づきませんでした。ファンサービスだったのですね。
新展開楽しみにしてます。
魔法のピコピコハンマーその4 - あーるゆー
2016/12/31 (Sat) 23:44:46
母さんのハンバーグを食べた後、美緒ちゃんからメールが来た。
「お兄ちゃん、明日のお昼にうちに来れる?ピコピコハンマーで遊ぼ!」
美緒ちゃんの両親は家を空けることが多く、携帯を持たせてもらっている。
「もちろん行くよ」
僕はすぐに返信した。

翌朝、僕は期待に胸を膨らませ、ピコピコハンマーを持って美緒ちゃんの家に行った。
玄関のインターホンを鳴らして美緒ちゃんの部屋へ入ると美緒ちゃんの他にもう一人女の子がいた。
美緒ちゃんより色白で華奢でおとなしそうな女の子だ。
「お兄ちゃんに紹介するね。この子はクラスメイトの理恵ちゃん。」
「智也さん、はじめまして。美緒ちゃんからよくお話は聞いてます。」
理恵ちゃんはとても礼儀正しい子のようだ。
「はじめまして、理恵ちゃん」
僕も挨拶した。美緒ちゃんが僕に近づいて耳打ちした。
「理恵ちゃんを大人にしてあげて。高校生ぐらいでお願い」
大人にしてあげるというのは少々意味深だけど、この子が成長するとどうなるのか、僕も気になる。
「いいよ」
美緒ちゃんは理恵ちゃんの方に近づいた。
「理恵ちゃん、服脱いで」
「え、何で?」
「いいから服脱いで!」
「う、うん」
理恵ちゃんは服を脱いで下着姿になった。
「お願い、お兄ちゃん」
「な、何をするんですか…」
理恵ちゃんは怯えている。
「ちょっと痛いよ」
僕はハンマーの青い方で理恵ちゃんを叩いた。
「あう!な、何するんですか…」
理恵ちゃんは叩かれた頭を手で抑えた。
すぐに理恵ちゃんの体に変化が起きた。
背がすらーと伸びていく。胸は少し膨らんだぐらいで成長が止まってしまったが、きゅっと腰がくびれた。
「あぁ…下着が食い込んで痛いです…」
大きくなった体に小さな下着が食い込んでしまっている。
理恵ちゃんは女子高生ぐらいの姿になった。
「やった~!理恵ちゃん想像どおり美少女になったよ!じゃあ着替えようね」
「え…なんで私、体が大きくなったの…」
「さっきのハンマーで叩かれると大人になっちゃうんだよ!着替えさせるからお兄ちゃんはちょっと外出ててね」
僕は言われた通り、美緒ちゃんの部屋の外に出た。
しばらくすると
「お兄ちゃん入っていいよ」
美緒ちゃんに呼ばれて部屋に入った。
理恵ちゃんは高校の制服に着替えていた。とても似合ってる。
「自分で着る用に近所のお姉さんに借りたんだけどサイズが合ってよかった」
美緒ちゃんは成長するとグラビアアイドルみたいにムチムチで色っぽい感じだけど、
理恵ちゃんはほっそりとしててモデルさんみたいだ。
「あんまり見ないでください。恥ずかしいです」
理恵ちゃんは恥ずかしがっている。
「なんで私を大きくしたの?」
「ん~、大人になった理恵ちゃんが見てみたかったから!」
「そ、それだけ理由なの?」
「うん、それだけ」
「じゃあ、元に戻してくれる?もう大人になった姿は見られたでしょ?」
「ん~ん。これから近くのおいしいケーキ屋さんにお兄ちゃんと三人で行きましょ?」
「ケーキ!私も行きます!私、甘いもの大好き!」
僕を置き去りにした会話がやっと終わった。
「え、ケーキ食べに行くの?」
僕が聞いた。
「そうだよ。お兄ちゃんもあのおいしいケーキ屋さん知ってるよね?」
「う…うん」
「じゃあ、決定!お兄ちゃん、理恵ちゃんいこっ!」
「よ…よろしくお願いします、智也さん」
僕達はケーキ屋に行くことになった。
Re: 魔法のピコピコハンマー - あーるゆー
2016/12/31 (Sat) 23:45:36
なんとか今年中に間に合いました。来年もよろしくお願いします。
Re: 魔法のピコピコハンマー - 若丸
2017/01/01 (Sun) 22:29:33
あけましておめでとうございます。
いよいよ新エピソード突入ですね。今回は導入部っぽいので、年も明けたことだし、これからに期待大ですね。
何気に、理恵との対比で美緒がムチムチ系だと分かって俺得です。