「第67回NHK紅白歌合戦」が31日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、初の紅組司会を務めた女優、有村架純(23)がリハーサルの“噛みキャラ”のイメージを覆す安定した進行を披露した。
前日リハでは歌手紹介の際に乃木坂46を「乃木坂フォーティーチックス」と噛むなど、周囲をハラハラさせたが、本番では正しく紹介できた。
同局次期連続テレビ小説「ひよっこ」(4月3日スタート、月~土曜前8・0)では茨城出身のヒロインを演じるため、白組司会の嵐・相葉雅紀(34)から「茨城弁で何か話して」とむちゃぶりされるも、「緊張してるけど、どうすっぺ!?」とテレながら応じ、艶やかな赤い振り袖姿など4変化でも魅了した。
また、謎の中年歌手、ピコ太郎(53)が前半終了時のハーフタイムショーで登場するも、歌唱中に時間切れとなるハプニングが発生した。
米歌手、ビヨンセ(35)に扮した女芸人、渡辺直美(29)の後に出演し、大ヒット曲「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」を披露。続けて新曲「ポンポコリンポンペン」を歌い始めたところでニュースに突入。ステージではそのまま歌い続け、「世界に向けて発信できてうれしかった」と笑顔をみせた。
勝敗は紅組に軍配が上がり、通算成績は31勝36敗となった。