【巨人】坂本勇人、亀梨和也SP対談!「WBCのことしか考えてない」(その1)

2017年1月2日10時0分  スポーツ報知
  • 笑顔を見せる坂本勇人
  • 16年11月、日本-オランダの5回2死満塁、坂本が左翼線に同点となる走者一掃の適時二塁打を放つ

 明けましておめでとうございます。スポーツ報知では、新春にふさわしい豪華対談をお届けします。登場するのは、巨人の主将・坂本勇人内野手(28)と人気アイドルグループ・KAT―TUNの亀梨和也(30)です。公私で仲が良く、互いを認め合う2人。3月に控える第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けた話題に始まり、亀梨から坂本への“愛の説教”まで飛び出し…プロの本音を語り尽くしました。(取材・構成=畑中祐司、尾形圭亮)

 ―亀梨さんは、キャスターをやりながら、昨季の巨人・坂本をどう見ていたか。

 亀梨(以下、亀)「僕がああだこうだ言うのもおこがましいけど、野球ファンとしてテレビを見ていたり、取材させてもらっていて、急激な成長を感じた」

 坂本(以下、坂)「自分でも、ひとつ壁を越えたシーズンかな、と。打撃も、下半身でできるようになった。昔から『野球は下半身が大事』と言われ続けているけど、その意味があまりわからなかった。今まで『3~4』くらいしか考えていなかったのが、完全に『10』考えるようになった」

 亀「キャンプで松井(秀喜)さんから教えてもらった(※注1)影響も大きかったの?」

 坂「自分の今までの打撃の考え方と真逆で、『俺にはこれはできないな』というくらいの感覚。シーズンが終わった頃には、下半身の体重の比率だったり、松井さんが言っていたくらいのイメージになっていた。『ああなるほど、こういうことを言っていたのかな』と」

 ―今年はWBCがある。

 坂「今はWBCのことしか考えてない。『オフからずっと動こう、休まなくていい』と思ってる。終わってから、シーズンのこと考えようかなって」

 亀「そうだよね、世界一を目指してるんだもんね。すごいよね。日の丸ってすごいな。今年ぜひ米国に連れていって」

 ―2020年には東京五輪がある。

 坂「東京五輪って、先だなあ。そんな先のことまで人生設計してないっての」

 亀「できないよね。それもよく話すけど、成績であったり、けがとかも含めて、僕らもいつダメになるかわからないところが、ひとつ大きな課題としてあるよね」

 坂「五輪なんて言われてもさ、3年後でしょ? 選ばれるかもわからないし、例えば大谷翔平みたいなやつがショートで出てきたら、俺は出られへんわけやし。そんな3年先のことなんて、全然わからない」

 亀「僕らが普通に考えたら、3年後も出るでしょ」

 坂「『簡単に言うんじゃねーよ』って言いたい(笑い)。五輪のプレッシャーはやばいだろうな…。でも、その経験はしたいですね、絶対。なかなかない機会だもん。日本で五輪があって、そこで野球って」。

 【注1】16年春の宮崎キャンプで、松井秀喜臨時コーチが選手たちに打撃をアドバイス。下半身主導でバットを振ることの重要性を説いた。

 (その2に続く)

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