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 相模原市中央区の買物公園通りにある岡本太郎作のオブジェ「呼ぶ 赤い手・青い手」が化粧直しされることになった。1982年に設置後、補修されないままで一部の色がはげ落ちていた。加山俊夫市長は「芸術性の高いものであり、修復を含めて作品の活用を検討したい」としている。

 市商業観光課によると、オブジェは585メートルの通りの左右にある。御影石の台座(高さ1・2メートル)に、高さ約4・2メートル、横幅約3・6メートルの手が空をつかむように伸びている。塗装が消え落ち、傷みも激しい。

 修復費用は約700万円の見込みで、同課の担当者は「作品には著作権があり、どう修復するか。岡本太郎記念現代芸術振興財団(東京都)と相談し、なるべく早期に修復していきたい」と話す。

 12月20日の市議会で、地域…

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