トルコ銃乱射 治安当局が防犯カメラの映像の分析進める1月2日 11時25分

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トルコ最大の都市イスタンブールで何者かがナイトクラブを襲撃して銃を乱射し、３９人が死亡した事件で、現地の治安当局は現場周辺の防犯カメラの映像の分析を進め、現場から逃走した容疑者の特定を急ぐとともに、大規模な捜索をして行方を捜しています。

トルコのイスタンブール中心部で、１日未明、ナイトクラブを何者かが襲撃して銃を乱射し、３９人が死亡し、およそ７０人がけがをしました。

死亡した人の半数以上はサウジアラビア人などの外国人と伝えられていますが、イスタンブールにある日本総領事館によりますと、これまでのところ、日本人が巻き込まれたという情報はないということです。

地元メディアが新たに伝えた防犯カメラの映像には、黒っぽい服装をしてリュックのようなものを背負った容疑者が銃を発砲しながら、ナイトクラブの入り口に駆け込む様子が映っています。

トルコの治安当局は現場周辺の防犯カメラの映像の分析を進め、現場から逃走した容疑者の特定を急ぐとともに、大規模な捜索をして行方を捜査しています。

また、犯行声明は出ていませんが、治安当局は現場に残された銃の種類などから、過激派組織ＩＳ＝イスラミックステートやクルド人武装組織など、組織の関与についても詳しく調べています。