あけましておめでとうございます。よういちろうです。多くの人が様々なデバイスからウェブにアクセスすることが当たり前となりましたが,
Web Componentsの構成要素
Web Componentsは普及していない技術ですので,
- Templates
JavaScriptから利用することができるDOMベースのクライアントサイドのテンプレート仕様です。
<template>
タグのことです。最新の仕様は,WhatWG HTML Templatesです。 - HTML Imports
関連するHTML,
CSS, JavaScriptファイルなどをまとめてロードするための仕様です。最新の仕様は, HTML Imports W3C Editor's Draftです。 - Custom Elements
独自の要素を登録し利用するための仕様です。最新の仕様は,
Custom Elements W3C Working Draftです。 - Shadow DOM
DOMツリーに対してカプセル化
(スコープの隔離) を実現するための仕様です。最新の仕様は, Shadow DOM W3C Working Draftです。
これらを組み合わせることによって,
2016年末での状況
まずは早速昨年末の状況から振り返ってみましょう。以下の表は,
Chrome | Opera | Firefox | Safari | IE/ |
|
---|---|---|---|---|---|
Templates | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
HTML Imports | ○ | ○ | △ | × | × |
Custom Elements | ○ | ○ | △ | △ | × |
Shadow DOM | ○ | ○ | △ | ○ | × |
※ ○=サポート済み,
Web Componentsの構成要素すべてをウェブブラウザがネイティブサポートしているのは,
Web Componentsを試したい時は,
やはりWeb Componentsは,
それでも現在継続されていることから考えても,
Shadow DOMがついにSafariで使えるようになった
2015年までは,
現在のウェブアプリケーションは,
複数のフレームワークやライブラリを組み合わせた際に,
しかし,
この懸念は,
Shadow DOMのサポート状況が大きく前進した2016年は,