1日、大気汚染が深刻な北京でマスクをする人たち。奥は白くかすむ故宮博物院=共同
中国北京市で元日の1日、深刻な大気汚染が発生し、街が真っ白なスモッグに覆われた。北京の米大使館のウェブサイトによると、1日午後3時(日本時間同4時)には微小粒子状物質「PM2・5」を含む汚染指数が563を記録し、最悪レベルの「危険」(301~500)を上回る「指標超」となった。
高層ビルの上部が見えないほど視界が悪くなり、北京周辺で高速道路の閉鎖が相次いだ。北京中心部の故宮博物院に接する景山公園では、マスク姿の観光客らが白くかすむ故宮をバックに記念撮影していた。(共同)